【知天命 中野欽二郎展】  ~作品紹介~

山坂の多い所に住む私。
向こうに見える丘の上、透き通るような青空との間を、淡いピンク色が繋いでくれる季節。
一人で見るそんな景色でも、あぁ……なんて幸せなんだろう……という気持ちにさせてくれる。年に一度、本当にありがたい、神様からの贈り物だ。

さて、今週の金曜日からは栃木にて半農、半陶で制作に励んでおられる【知天命 中野欽二郎展】が始まります。
こんな感じの麗らかな春の季節になると巡ってくる中野欽二郎展。
ただ、昨年はコロナの影響もあり、残念ながらお休みとなりました。
その為、今年は2年分の思いがこもった作品が店頭に並びます。
朗らかに、穏やかに、私たちの生活に寄り添う作品の数々を、是非お愉しみくださいませ。

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24:白磁面取り壷
大きな面取りの壷は、金曜日に入る花材を今か今かと待っているようです。
花材が入らなくとも、堂々と絵になる作品。

【酒器】
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46-1:井戸手盃 / 3:平瓶
今までになかった、ちょっと高台の高い井戸手盃には、古くからある平瓶の形の酒器を合わせてみました。

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47-1・47-2:耳盃 / 40-3:トビ口
可愛らしい水玉の耳の盃には、片口のトビロを。
酒器としてご紹介しましたが、猪口に合せて蕎麦汁などを入れても良さそう。

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28-3:秋草トクリ
先生らしい秋草のトクリ。
可憐な佇まいは一輪挿しにしても良さそう。

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48-2・3:酒注ぎ 角
四角い酒注ぎはちょっと花入れに見立てて撮影してみました。

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44-3・2:祭器酒呑み
可愛らしい足付の祭器酒呑み。


【食器】
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19-1~5:淵明詩風景 二
染付のお皿と、淵明詩が書かれたお皿の二枚セットの作品。
絵柄や詩は、あるものの中からお好きな物を組み合わせて戴けます。

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10:李白詩正方向付 六
こちらは李白詩が書かれた向付。
13㎝四方位で、お菓子を乗せたり、ちょっとした惣菜を盛り付けるなど、様々なものにお使い戴けそう。

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4:白磁鉢 六
極々シンプルな白磁鉢。
鉢とは言っても、少し擂鉢型の向付といった感じでしょうか。
盛り付けるお料理が映えそうです。

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9:染付平向付 中 六
32-1:染付小皿角 大 六
とても薄造りの向付と角皿。
もう一回り小さなサイズも用意されており、使いたい用途によって様々にお選び戴けます。

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6-1:壷のある風景皿 六
先生おなじみの図柄のお皿。
6枚其々ちょっとずつ違った壷の絵が愉しめます。

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13-2:秋草皿鉢
22㎝くらいの大皿の真ん中には、野の花を飾った鉢が描かれている。
大皿に沢山のお料理を盛り付けて、賑やかに愉しみたい。
裏を返すと、家と雲を描いた中野先生のサインが入っている。

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52-3:猪口 六人
少しずつ格子の高さが違って、変化を付けている。
大きさも2種あって、お好みのサイズを選んでお使い戴けます。


【花入】
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25-1:白磁掛花 大
真っ白な美しい白磁の掛け花入れ。
お庭の山吹のお花を優しく受け止めてくれました。

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20:白磁扁壷 大
こちらも中野先生ならではの白磁の扁壷。
どんなお花も絵になる作品。

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38-1:崇福寺 大
須恵器の中で崇福寺形(すうふくじ)と呼ばれる一群がある。
口作りはスパッとしたエッジの効いた切り口の仕上げですが、ボディは優しい面差し。
正面には「茶垸家」と押印されて、先生のオリジナリティーを出している。
キリッとしたものだからこそ、可憐な野花を手向けたくなる、そんな気持ちにさせる。

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42-2:白磁小瓶
小さな白磁の小瓶。
今回はお庭に咲いた、アジュガの花を入れてみました。
小さな子供が、道端で摘んできたような小さなお花が似合いそう。

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41-1:白磁乳瓶
こちらにもアジュガの花。
正面に描かれた染付のお花の青とも丁度よく釣り合いました。

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43-1:塔
51-1:花留め 塔 / 50-3:花留め 祈り
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51-5:花留め 塔 / 50-1:花留め 祈り
こちらは塔のオブジェと、小さな塔と祈りを捧げる人型の花留め。


【文具】
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55-2:水注型水滴
小さな水滴ですが、細部まで細かく作られています。

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56-1・3・2:トーフ型水滴
美しいエッジの効いた豆腐型の水滴。
どこか心が洗われたような気分になります。



中野先生の作品が並ぶと、どこか空気の流れも柔らかに、ゆったり流れる様な気がいたします。
宣言も解除され、また慌ただしさが戻ってきましたが、心の平穏を取り戻しにいらして戴けたらと思います。
先生も終日ご在廊の予定です。
昨年お会い出来なかった分、存分に先生とのお時間もお愉しみくださいませ。




(葉)




 【知天命 中野欽二郎展】 
Exhibition of NAKANO Kinjiro
開催期間:2021年4月2日(金) ~ 2021年4月6日(火)
Exhibition : April 2 to April 6, 2021



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会場

草臣社長に「中野君には是非、無添加の焼き物を作って欲しい」とお題を与えられたのは二十数年前。不安渦巻く中、先ずは素材集め、素材作りの日々。もちろん全て自然素材。それらを、どう焼き物に変えて行くのか、そこは陶芸家として避けて通れない道。
問題はそれらの器に盛る食材は、やはり無農薬の米、野菜だろうと、そっちにもどっぷりと浸かってしまい「中野水田除草研究所」なるものを主宰している。全く人生とは訳が解らない。解った事が一つだけあるとすれば「答えは必ず自然の中に潜んでいる」という事だ。
そんな小さな光を発見する喜びの為に生きているのかもしれない。
中野欽二郎 知天命

Since Mr. KURODA Kusaomi had requested me of making organic pottery more than 20 years ago, I have been collecting and making materials, in a whirlwind of anxiety. It still is a main issue for me as a potter that how I create a pottery work from materials all from nature.
In a process of seeking my way, I’ve got involved in rice planting and vegetables, thinking foods on organic pottery should be organic. Finally I run “NAKANO Research Center for Paddy Field Weeding” Life is completely incomprehensible. If there's one thing I've learned, it's that the answer is always in nature.
Maybe we live for the joy of discovering such a small light.
NAKANO Kinjiro


※DM掲載外の作品につきましても4月2日(金)12時~オンラインでご紹介する予定です。
※Online exhibition with other items will be updated on 12:00JPT, April 2.




 京橋 魯卿あん 
 Rokeian
〒104-0031 中央区京橋2-9-9
TEL: 03-6228-7704 FAX: 03-6228-7704
http://www.kurodatoen.co.jp/rokeian/
営業時間:11:00~18:00 定休日:日曜日・祝日



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