鵜の目 鷹の目 力漲る佐次郎唐津

10月も半ばを過ぎ、急に涼しくなって、ようやく秋に入ったような気がしております。18日(金)より、唐津の田中佐次郎展を開催しております。今回は、当苑の五十周年にあわせて、自身で選ばれた50作品を展示しております。八十歳を過ぎてもなお、力漲る作品を発表されています。  斑唐津茶碗 青霄茶碗 銘「沙羅」 鉄沙唐…

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居住い

ラグビーW杯2019日本大会が9月20日に開幕して、もう1ヶ月になろうとしている。ホーム開催、そして、前回の2015年イングランド大会で優勝候補だった南アフリカを破ってから4年間のさらなる強化が期待される。とはいえ、かつて、オールブラックスに100点以上もの大差で完敗した日本。屈強な各国の選手を前に、いかに挑むのか、ドキドキしていた。始…

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『田中佐次郎 自撰五十』 ~作品紹介~

先週末に猛威を振るった台風19号。上陸する前から、各局台風の話題ばかり。様々な情報に緊張感が高まり、前日の仕事帰りに寄ったスーパーのスッカラカン具合に、また事前の対策不足ではなかったか……と、不安に煽られました。結果的には、弊社の関係者の中には大きな被害にあった者はなく、無事であったことに心から安堵しました。またその反面、被害にあわれた…

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特異日

昨日10月10日は、かつての「体育の日」。覚えやすくて良かったけれど、国民の休日を増やすために、祝日の一部を月曜日へ移すということで、2000年から、10月の第2月曜に変更となったが、1964年の東京オリンピックの開会式が行われた日でもある。それを記念し、2年後の1966年から国民の祝日として制定された。もう一つの理由は、晴れの特異日と…

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『特別展 陶人』 ~作品紹介~

先日、親しい友人に赤ちゃんが生まれました。口をクチュクチュと鳴らして安心しきった顔で寝ている様子を送ってくれました。真っ新なこの子たちには、この世の中はどんな風に見えているんだろうか……。今はまだ、優しく微笑む母である友人の顔や、お父さんや、周りの大人たちの柔らかな顔だけかもしれないけれど……。もう少し大きくなった子供達は、大抵、画用紙…

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馴染む

気が付けば、カレンダーは10月。厚みの少なくなった紙をめくると残り2枚になっている。今月は紅葉の山だけれど、12月はもう雪景色。以前ほど、衣替えと叫ばれなくなったものの、10月と聞けば、服に徐々にウール素材の割合が高くなってくる頃。朝、肌寒く感じて、薄手のウールを引っ張り出して着てみたものの、日中の暑さに後悔がよぎる。そんな訳で、季節を…

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陶房の風をきく~唐津 浜本洋好展

今年も浜本先生の個展を迎える時期となりました。 今回は窯焚きの段階で台風が接近し、火を落とし、徐冷の最中に直撃。市内は水浸しとなったそうです。先生が何十年と作陶して来られた中でも、こんなに降ったことはほとんどないとおっしゃるくらい。 しかしながら無事に窯出しされた作品が、たくさん届きました。たくさんの作品の中から楽しんで選んでもらい…

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『唐津 浜本洋好展』 ~作品紹介~

良く晴れた先週末のお休み、遠くから元気な子ども達の歓声が風に乗ってやってきました。秋の大運動会……。夢中になったあの頃が懐かしくなりました。その賑やかな声をBGMにお買い物。見上げた透き通るような青空には、美しいいわし雲。低気圧や前線が近づいているときに現れやすく、雨が近づいていることを知らせてくれる雲とも言われています。さて、今週末の…

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実直に素直に…  【鈴木都展】より

ようやく暑さの峠を超えて、気が付けば秋の風が心地よい季節になりました。季節と味覚は密接に関わってきますが、これからの時期しみじみとお抹茶が美味しく感じます。それは味だけではなく、ゆらりと漂う湯気、爽やかな香り、茶碗を手にした時に掌にじんわりと伝わる熱…。全てを含めて美味しいと感じるものでしょう。 今回で個展も三回目となりました『鈴…

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「栴檀は双葉より芳し」

今年もまた「すずきみやこ(鈴木都)先生の個展があるとお聞きしたのですが…」というお問い合わせの電話を受けた。前回の時にも、先生のお名前を同じ読み方で尋ねられたお客様が何名かいらしたので、二年前の当苑での初個展の時と同じだなあと、ちょっと懐かしく思い出した。『志野・黄瀬戸 鈴木都展』初日を迎えました。特に酒器をお目当てにされたお客様が開店…

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陶房の風をきく~志野・黄瀬戸 鈴木都展

当苑での個展は2年ぶりの2回目となりました鈴木都(しゅう)先生。この2年間の試行錯誤の積み重ねを少しでも作品に反映できたらとおっしゃる先生にお話を聞きました。 ●始まりは唐九郎焼きものと出会ったころに読んだ本が加藤唐九郎先生の「唐九郎のやきもの教室」。大きな影響を受け、最初からずっと変わることなく、今のような焼きものをやろうと決めてい…

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『志野 黄瀬戸 鈴木都展』 ~作品紹介~

ふと、お庭に目をやると、赤い実を飾った花水木の枝先にトンボが止まりました。気付けば、秋ももうそこまで来ています。昼間は少し蒸し暑くても、夕方になると落ち着きを取り戻し、過ごしやすくなってきました。さた、今週の金曜日からは初個展から二年の時を経て、『志野 黄瀬戸 鈴木都展』が始まります。初個展から、初碗展や酒器展や湯碗展などで数点ずつの出…

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新米の季節に

『稲妻』というだけあって、稲穂が頭を垂れる季節は雷が多い季節でもあります。なんでも、空気中の窒素分子を雷が分解すると窒素化合物となって雨と共に土壌に入り、その窒素は作物を育てるのに大きな役割を果たしている、と聞くと、ご先祖様の、自然現象の本質を見抜いた言葉創りのセンスに敬意を払わずにはおられません。 さて、その稲刈りの季節となりました…

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「鵜の目 鷹の目」 備前の土は七変化 高力芳照展

暑さも少し遠のき、叢からは秋虫の声が聞こえるようになってまいりました。昨日から、備前の高力芳照展、開催しております。備前の土は、薪窯焼成で七変化のように様々な景色をつくることできます。窯変、かせ胡麻、流胡麻、黒胡麻、緋襷 など。 備前窯変茶碗 備前窯変茶碗  備前緋襷茶碗 …

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静穏に灯る赤橙「備前 高力芳照展」

本日より「備前 高力芳照展」が始まりました。茶盌・酒器はもちろん、薄造りで使い勝手の良い大鉢をはじめとする器・花器とたくさんの作品をご用意戴きました。窯変・カセ・胡麻・灰等々、備前焼(焼き締め)と一言に言っても表情は個々で全く異なります。その中でも目を魅かれた花器作品を本日はご紹介致します。是非当苑でご高覧ください。(観) …

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陶房の風をきく~備前 高力芳照展

当苑で2003年に初個展をされてから、今年でちょうど10回目を迎えられます高力先生。窯焚き前の8月に陶房へ伺い、お話を伺いました。 ●楽しく、そして使いたいと思えるように「使いたいなあと思えるようなかせ胡麻や窯変の食器も窯出し出来るように楽しく窯詰めをしました。」とおっしゃるように、人気の酒器やお茶碗以外にも、いろいろな食器が届い…

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「備前 高力芳照展」 ~作品紹介~

台風が去ってもまだなお停電や断水が続く地域がある千葉県。年々、自然の猛威を強く感じ、なすすべもありませんが、千葉の皆様が一刻も早く日常の生活に戻れますようお祈り申し上げます。 この時期は暑い日もありますが、夜風や虫の音から、またごはんを食べに行くと、新米や秋の味覚が見られるなど、五感で秋を感じるようになりました。さて、当苑では2年ぶり…

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秋風と共に 【乾漆 鎌田克慈展】より

関東を「超大型」と呼ばれる規模の台風が襲いました。東京でも各地で様々な影響が出ていましたが、特に千葉を中心にいまだに停電や断水などライフラインが止まる程の被害が続いていると聞きます。被災された皆さんに日常が一日でも早く戻ることを切に祈っております。 台風一過の後、また真夏の猛暑が戻って来たかと思えば、昨日、今日と一変して秋の風とな…

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うねり…グルーブ

今回の台風15号。その前後で鉄道やライフラインへの影響が大きく、停電や水道が使えない状態が何日も続くという事態も引き起こした。台風一過で真夏のような暑さに逆戻りした日にクーラーや水が使えないという非常事態はどんなにか負担を強いて大変な事だろう。そして、今日はすっかり秋の気温となり、早々とニットのベストを着ている女性すら見かけた。少しでも…

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