魯卿あん便り~展示作品より

KR-31 北大路魯山人 染付風景文土瓶 / KITAOJI Rosanjin Pot, Sometsuke陶々菴箱 with box signed by Totoan
18.6 / 15.2 / H18.4cm
 つんと上を向いた注ぎ口。胴との接着を強化するためにあしらった紐作りの磁土がぐるりと注ぎ口を囲みます。蓋は中央から縁に向か…

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「心の作」 濱田庄司の茶盌

『彼(注:濱田庄司)が嘗て「自分は陶技を修得するのに十年を要したが、それを洗ひ去るのに二十年かかつて、ほぼその域に達する事が出来た様に感じる」と述懐したと云ふが、之は濱田の仕事が如何に心の修行に外ならなかつたかを、よく物語つてくれる挿話ではないか。』『かくて濱田を、茶器作りの陶工として目するより、更に一人の心の修行者たる作家として、…

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【モダン 濱田庄司展】併設展示より

五月らしい晴れ間が続き、吹く風も夏めいてまいりました。 二週目を迎えております【モダン 濱田庄司展】会場では、濱田庄司先生に所縁のある巨匠の先生方の作品を併設しております。 「民藝」という言葉は、1925年、濱田先生が、柳宗悦先生、河井寛次郎先生とともに無名の職人達が作った民衆的工芸品を「民藝」と名付けたことによることをご存じの方も…

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【モダン 濱田庄司展】  二週目 ~ 作品紹介 ~

今日はしばらく続いていた重い空から一転、気持ちの良い晴天となりました。 会場 先週から始まりました【モダン 濱田庄司展】の作品たちも、また静かな雨の日とは違った表情に見え、生き生きと感じます。今回の展示会は22日(日)までとなっております。まだお時間間に合いますので、是非、足をお運びくださいませ。  10:…

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癒しの作品の数々をご紹介

 くすぶった天気が続き、梅雨の気配を感じる今日この頃です。ちょっとしたお買い物にも傘を持って行くべきか、行かざるべきか決断を迫られます。その決断の末、私は渋谷の長い長い信号待ちの時間に雨を浴びて立ち尽くすことになるのでした。本日はそんな落ち込んだ気分を癒してくれる滝口和夫先生の作品をご紹介致します。 やる気で7.0/ 6.5 / H3…

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時空を超える器 ー松永圭太先生ー

手に取るとまさに時空を超えていくような感覚を抱き、同時に自然のエネルギーを強く感じる松永圭太先生の作品オブジェから酒器、食器に至る作品を制作されていますが、その中から本日は二点ご紹介します 《三ツ足》木肌のようでもあり、ワインのコルクようでもあります 中には大きさの異なる粒子が光に…

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「鵜の目 鷹の目」民芸陶 濱田庄司のモダン

不安定な天候が続いておりましたが、今日は雨もやんで涼しい日曜日になりました。雨にぬれた青葉があざやかで心癒されます。ちらほらと紫陽花も咲き始めました。 今週からモダン濱田庄司展を開催しております。民芸陶の国宝である濱田庄司先生。その作風の中から、流描や色差、掛合、掻落などの技法で作られた抽象絵画を思わせるモダンなものを集めました。 …

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【モダン 濱田庄司展】より

「モダン 濱田庄司展」。今回当苑で開催しております濱田先生の展示会タイトルの頭に「モダン」の語を付けました。 重要無形文化財(人間国宝)保持者であり、文化勲章受章者というまさに日本陶芸史の雄である濱田先生。「民藝」の大家として、その偉大な功績は現在も国内外を問わず高く評価されています。 同時にその作品は「過去の巨匠作家の作品」と…

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無盡蔵

素敵な美容室兼理容室がある。兼と付けたのには理由がある。元々ご両親が理容室をやっていて、他の美容室でスタイリストだった息子さんが戻ってきたというわけ。加えて、息子さんも理容師免許を持っているので、美容師免許で出来ない施術もお手の物、まさに怖いものなし。ご両親それぞれの長年のお客様がいらして、予約のお客様が見える頃にお店に出てスタンバって…

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【モダン 濱田庄司展】  ~ 作品紹介 ~

久々に様々な制限が解除されたGW。上手く有給なども使って、今週の頭までの大型連休にされた方もいらっしゃるかもしれません。都内を離れ、少し緑があるところへ足を延ばしたり……。そんなところに身を置くと不思議と空気の流れもたおやかに、ゆったりと大きく流れるような気がいたします。 当苑お庭:山アジサイ さて、今週の金曜日からは民藝運動の…

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涼やかな酒器のご紹介

暑さと肌寒さが交互に訪れるような日々ですが、いかがお過ごしでしょうか。しぶや黒田陶苑の小さなお庭も、いつの間にか新緑は濃い緑へと姿を変え、虫や草花など様々な生命の芽吹きを感じます。本日は、そのような爽やかな日々を彩るに相応しい、新里明士先生の酒器をご紹介致します。 緑釉盃7.3/ 8.1 / H4.1cm¥15.730-(税込) …

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「鵜の目 鷹の目」料理映えする おいしいうつわ

新緑が美しい季節になりました。五月連休明けの展示会は、「おいしいうつわ」を開催しております。お料理を盛り付けたくなるような器、料理が美味しそうに映える器を探し集めて、毎回展示会を行っております。 古染付 五種 川瀬竹志 赤絵金彩向附 西岡良弘 斑唐津長方皿 永楽和全 錦手金絵小鉢 永…

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おいしい料理 おいしいうつわ

今年は長い方で10連休というゴールデンウィーク。明日までお休みという方もいるではないでしょうか。一昨年、去年はご自宅で、ようやく今年は少し遠出して、という方も多かったかもしれません。皆さんどのようなお休みを過ごされたのでしょうか。 私共も少しお休みを戴いて、気持ちも新たに昨日より通常営業に戻りました。まずは当苑の人気企画となり…

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椎の葉に盛る

初めお天気に恵まれなかったゴールデンウィーク。後半は夏日になるほどの晴天となり、お出掛けになったり、温めていた計画を実行されたりと思い思いの過ごし方をされたのではないだろうか。かく言う自分はこの時季恒例となっている庭の手入れにいそしんだ。芝生の雑草は抜いても、翌日にはもう小さな芽が出ているし、去年整えてもらった庭木は芽吹いた葉で向こうが…

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【おいしいうつわ】  ~ 作品紹介 ~

今年も我が家の最寄り駅の入り口に、ツバメが巣作りにやってきました。高い天井の上で旋回し「ここに巣を作るのはどう?」とでも話し合っているのだろうか、チュチュチュッっと高い声で鳴きながら忙しなく飛び交っている。無事に巣作りを終え、可愛らしい雛たちが生まれたら今度は美味しく栄養満点の餌を子供たちに与えるために彼らはまた更に忙しく飛びまわる日が…

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びえんこ

夜半の雨がかなり降ったと見え、アスファルトの道路が乾き切らずに濃い灰色をしていた。と、視線の先に黄色い小さな物が落ちているのが見えた。歩いていくと、子供用の長靴の片方。お母さんかお父さんの自転車の補助席に座っていて脱げたのだろうか。歩くのを渋って泣いていたのを背負われて、落ちたのか。無造作に転がって、ポツンと取り残されて、早く持ち主が現…

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【唐津 丸田宗彦展】第二部:壺・花入・茶碗  作品紹介

丸田展が始まったと同時にやってきた台風1号。この台風の雨により、樹々の枝先にはたっぷりの地下水が巡り目覚め、柔らかな若葉を伸ばし始めます。若葉の勢いを感じ始めたらGWに突入。一気に初夏の始まりを感じさせ始めます。さて、先週は酒器や食器を中心にご覧戴いた【唐津 丸田宗彦展】の二週目を迎え、今週金曜日からは『第二部:壺・花入・茶碗』の作品を…

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「鵜の目 鷹の目」丸田唐津 ならんでおります。

初々しい若葉が、しっとりとして揺らいでいる光景は、何とも清々しいものでございます。4月も半ばを過ぎましたが、少し肌寒い週末になりました。今週は、丸田宗彦展の第一部「酒器と食器」特集を開催。薪窯ならではの、灰被りや窯変など、味わい深い作品の数々がならんでおります。 朝鮮唐津 ぐい呑と片口 絵唐津扁壷徳利と粉引唐津ぐい呑…

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清明 『唐津 丸田宗彦展』より

No.88 絵唐津ひさご徳利   No.141 粉引唐津ぐい呑 少し肌寒い春雨は、これから樹々や草花の成長に大事な恵みの雨。穀雨とも言いますがすくすくと緑が伸びる季節でもあります。二十四節季では今の時期は「清明」。万物が清らかで生き生きとしている「清浄明潔」という言葉が由来と言われています。確かにこの時期の光はどこかきらきらと輝い…

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ひねもす のたり

数日夏日が続いていたので、一重の軽いコートを引っ張り出して着ていたが、翌日には気温が10℃以上も下がって冬に。2月頃の気温とも聞き、再び裏の付いたコートに逆戻り。なかなか冬物がしまえず、服たちも、いつお呼びがかかるか分からずに、おちおち休んでもいられないと、ぼやいているかもしれない。『唐津 丸田宗彦展』本日初日を迎えました。あいにくのお…

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