新たな始まり…… 京橋 魯卿あん【魯山人と古美術】作品紹介

自粛生活が過ぎ、気付けばもう6月。
2020年が始まって、早くも折り返し地点が近づいています。
お庭の紫陽花が花を開けば、それに呼応するように空が重みを持ち始め、雨が降り出します。
昨日も、静かに雨が降り続きました。

さて、長らくお休みを戴いておりました、此処 京橋 魯卿あん も昨日6月1日より再開致しました。
今回は、5月22日(金)より始めております オンライン展示会【魯山人と古美術】と並行しまして店頭でもご覧戴けるよう作品を並べております。

久々に 京橋 魯卿あん の雰囲気を感じて戴けましたら幸いに存じます。

京橋 店.jpg

京橋 店-2.jpg

お休み中に元気に花を咲かせてくれた可憐なシモツケソウのお花がお出迎え致します。

45-1.jpg大田垣蓮月
45:きぬた

入口を入ると江戸時代後期の尼僧、歌人や陶芸家としても知られる大田垣蓮月のお軸が掛かっています。
サラサラと筆を運んだ流れが、大変美しいお軸です。

店内-1.jpg
北大路魯山人
12:黄瀬戸釉銀彩鉢 / 9:大吉祥鉢
店内には魯山人先生の「千里風風」の書と共に作品が並んでいます。

12-1.jpg

12-2.jpg

これからの梅雨の雨のような水玉のように筆を下した黄瀬戸鉢。
灰が被って釉が流れた部分も、雨水の流れのように見えてきます。
たっぷりとした落ち着きある鉢となっています。

2-1.jpg
北大路魯山人
2:赤絵牡丹筒 十人
ふっくらと華やかに花開く牡丹の華。
華の周囲には瑞々しい葉がふんだんに描かれています。

裏側に残る白磁の余白には『牡丹一日紅 満城公子酔』の画賛が一つ一つに入っています。
牡丹は同じ姿をとどめず、たえず移ろいながら艶やかな花で 満都の貴公子達の心を奪い酔わせた様を詩っています。

魯山人先生を代表する作品のひとつです。


31-1.jpg

31-2.jpg

31-3.jpg

31-4.jpg
31:須恵器
可憐な八重のドクダミの花を受け止めた丸底の須恵器。
均整のとれた形に、優しい自然釉の深みのある緑が、静かに心を和ませてくれます。
底部近くのある、窯の中でくっついた“ひっつき”も愛嬌ある景色となって愉しませてくれます。

床には魯山人先生による「陶の字」のお軸。

今回の展示作品の中にもあるように、魯山人先生は心に留まった美しいものは、時代や国を超えて愛し、コレクションされていたそうです。

京橋 魯卿あん に足をお運び戴けましたら、そんな魯山人先生の作品と古美術の取り合わせの妙などもお愉しみ戴けたらと思います。
また、ご自身のお手元に置いた時、現代の設えとどのように取り合わせて愉しむかも、想像が広がるばかりで愉しみが尽きません。

店内-2.jpg

お店奥の棚には、古美術の商品を展示しています。

尚、【オンライン展示】では引き続き、全ての作品をご覧戴けるようになっております。
どうぞ、併せてお愉しみくださいませ。


(葉)


  魯山人と古美術   

6月1日(月) ~ 6月30日(火)

11:00 ~ 18:00の時間で京橋店「魯卿あん」で展示をいたします。

※ご不明な点などございましたらお問合せ下さい。



店頭では、消毒の設置をはじめ、皆様にもマスク着用のお願いのご協力や、場合によって入場制限などをさせて戴き、慎重にお出迎え出来るように準備をしております。