成長する食の器  ー陶工房 斿 向付展ー

2015年の展示会から3回目のご紹介となる『陶工房 』。
徹底して食の器に拘り、真摯に取り組む彼らが今回テーマにしたのは「向付」です。

懐石にて折敷の上で用いられる向付は、言わば食の器の花形。それは茶の湯の世界だけではなく、会席料理店の器としても、また家庭料理のハレの場でも様々な場面で愉しめる器です。
「何にでも合う」というのは魔法の言葉の様に良く聞く売り文句ですが、やはり料理にも格があり、器にも格があるもの。それを踏まえてこそ生きる食の世界はまさに文化と言えるのではないでしょうか。

勿論これ迄日常の器を考え続けてきた彼らですから、根底にある「使い易さ」は確かなもの。料理を盛り付けて完成する余白を生かした器の寸法、収納を考えた器の重ね方、現代の住まいにも違和感無く馴染む洗練された姿…。そうした彼らの強みは「向付」という器でも変わらず生きています。

3人で取り組む工房ですので、前回の作品を冷静に判断して別の人間が新たに作るなど、その制作方法も非常に柔軟です。
家族が増え、成長する様に彼らの作る食卓も豊かに成長をしています。



_DSC3843.jpgNo.22 伊部火襷三角向附 六客揃



_DSC3850.jpg
No.32 輪花向附



_DSC3845.jpg
No.21 伊部火襷州浜向附



_DSC3859.jpg
No.21 絵唐津蓮弁向附



_DSC3862.jpg
No.65 伊部火襷六角小付 六客揃



_DSC3848.jpg
No.1 伊部火襷向附



_DSC3853.jpg
上から) No.59 呉須絵草花文小皿
No.58 呉須絵魚文小皿



_DSC3858.jpg
No.44 絵唐津皿 牛



_DSC3856.jpg
No.45 掻き落し皿 かぶら



_DSC3854.jpg
上から) No.55 刷毛目魚文小皿
No.56 刷毛目鳥文小皿


_DSC3868.jpgNo.51 色絵小鉢 花



明日28日(日)も終日工房のお一人、金重周作さんが在廊予定です。
備前だけでなく、幅広く釉薬の仕事にも取り組む彼ら。今回も沢山のバリエーションの作品をご用意しております。是非足をお運び下さいませ。



陶工房 斿 向付展

2019年7月26日(金) ~ 8月6日(火) ※8月1日(木)定休



(巻)
※無断転載、再配信等は一切お断りします
しぶや黒田陶苑のホームページに戻る
黒田草臣ブログはこちら
Instagram ページはこちら
Twitterページはこちら
Facebook ページはこちら