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zoom RSS 大酒器展 二週目   〜作品紹介〜

<<   作成日時 : 2019/01/23 18:20   >>

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毎年恒例の『大酒器展』は、年を追うごとに好評を増し、今年も初日の朝はお店の前にお客様がズラリ……。
お待ちのお客様も、期待と興奮で沸き立っておりますが、店内で開店準備をする我々も、何だかソワソワ。
いつもと違った緊張感あふれる展示会初日となりました。

そんな好調な駆け出しの大酒器展は、もう一週続けての展示となります。

全国津々浦々の先生方にお願いしましたので、作品はまだまだ沢山御用意がございます。
初出品の先生から、久々の出品となる先生の作品なども御座います。

一週目、ご来苑が叶わなかったお客様も、諦めずに是非ご来苑くださいませ。


【物故・巨匠】

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鈴木治 34:酒碗スワン
大酒器展の展示会にスッと舞い降りた白鳥のよう。
小さな盃でありながら、大きな存在感を放つ作品は命がこもっているからこそ。

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藤原啓 40:備前酒杯 / 39:備前徳利
ぐい呑には酒を一杯に入れるものではない。
ぐい呑や器の中にも“世界”があるのだ。だから見込みは美しくなければなくてはならん。
中が汚いのは飲む気がせん。


とは啓先生が残した言葉。

そんな言葉通り、表向きこんがりとした焼き上がりの盃に対し、見込は美しい緋色の土に浮かび上がる轆轤目が愉しめる酒杯となっている。


【現代作家】

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若尾経 3:象牙瓷くい呑
経先生ならではの釉の掛け残しの一部に金があしらわれたぐい呑。

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小西潮 2-7・8:盃
涼やかな色合いの盃は、よく見るとピンクとブルーの差し色が入って美しい。

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新里明士 4:光器緑釉 / 3:緑釉盃
今まで真っ白な土で作られていた蛍手の作品「光器」に今年は新たに緑釉を掛けられました。

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前田正博 3・4・1:色絵酒器
今年は其々の盃にフクロウが隠れます。
正面や見込みに隠れているので、好みのフクロウを探すのも愉しいひと時。

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木村展之 4・7:鉄燿ぐい呑
例年、色とりどりの青瓷釉の作品を届けてくださる木村先生ですが、青磁作品の他に鉄釉の天目窯変のぐい呑をご用意くださいました。
輝く魚の鱗のようで不思議な魅力に溢れている。

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深見陶治 10:ぐい呑 / 12:片口
品良く引き上げられた形に、淡い釉が何度も重なって上品な色となっている。
釉下に透ける轆轤目も美しい。

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鈴木徹 5:藍緑釉酒呑 / 4:灰釉酒呑
久々にご出品戴いた徹先生。
緑の中にも様々な色の変化があって、大変美しい作品。
昨今では2015年に第62回日本伝統工芸展「NHK会長賞」受賞、2016年には平成27年度日本陶磁協会賞受賞など大きく活躍されています。

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金重 まこと 8:備前徳利 / 4・3:鉄絵盃
小さな小さな徳利はボディーのコロンとした丸みと、抜けの丸が調和している。
盃は口縁に皮鯨のようにまわした鉄釉が、灰釉と溶け合い流れて盃周囲にシンプルに落とされた鉄釉の筆とも交わって、味わい深いものとなっている。

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堀一郎 4:黄瀬戸ぐい呑 / 1:黄瀬戸徳利
雰囲気あるあぶらげ手の黄瀬戸は堀先生ならでは。
淡い春らしい色から、使い込むほどに深味を増しそう。

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加藤亮太郎 6:椿手酒呑
冬の山に春が訪れ始めたような椿手は、亮太郎先生の優しさが溢れたようです。

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直木美佐 3・4:黒楽酒器
あたたかく、たおやかな雰囲気は豊かで、酔いに身をゆだねて愉しみたくなりそう。

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金重有邦 3:伊部ぐい呑 / 2:伊部瓢徳利
有邦先生が大事そうに撫でているのが見えてくるような、ふくよかな瓢型の徳利は見ていて愛着が湧いてくる。
2017年度日本陶磁協会賞金賞を受賞され精力的に活躍されている。

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矢野直人 1:朝鮮唐津徳利 / 5:斑唐津ぐい呑
黒に美しい蒼が流れます。一見静かな斑は使うごとに味わいが深まる成長を愉しめそう。

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松永圭太 6:・9:甲
やきものに漆を施しているそう。
朽ちたような雰囲気のプリミティブな部分と、斬新な色使いの現代っぽさが一体となった作品は斬新で見飽きることがない。

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今泉毅 10・5:窯変天目盃
美しい雨が降るような窯変天目の他に、金属の様にさえ見える黄金とシルバーの盃は、不思議な感覚になる。

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三輪和彦 C・B:淵淵盃
雪解けを思わせる盃は力強い美しさに溢れている。








まだまだ2019年、走り始め。
景気づけの一杯をお気に入りの酒器でスタートさせるのは如何でしょうか。
ゆっくり手に取ってご覧戴けましたら幸いです。










※尚、図録、DM掲載外の作品に関しましてはご予約は承れません旨、予めご了承下さいませ。

(葉)




大酒器展

Exhibition of Tokuri & Guinomi
開催期間:1月18日(金) 〜 1月29日(火) ※24日(木)定休
Exhibition : January 18 to January 29, 2019
11:00〜19:00




出品予定作家(敬称略五十音順)
伊藤秀人 / 今泉毅 / 内田鋼一 / 隠ア隆一 / 加藤亮太郎 / 金重まこと / 
金重有邦 / 菊池克 / 木村展之 / 小西潮 / 小山智徳 / 直木美佐 / 新里明士 /
鈴木都 / 鈴木徹 / 瀬戸毅己 /高力芳照 / 津田清和 / 長谷川清吉 / 深見陶治 /
福野道隆 / 藤平寧 / 堀一郎 / 前田正博 / 正木春藏 / 升たか /
松永圭太 / 丸田宗彦 /見附正康 / 三輪和彦 / 矢野直人 / 若尾経

他物故巨匠作家


※第二部として2019年2月4日(月) - 16日(火)「魯卿あん」(京橋店)にて『酒器特集展』(物故・巨匠作家作品)を開催致します。
現代作家の新作酒器展示販売は「しぶや黒田陶苑」での展示のみですので、ご注意くださいませ。











京橋 魯卿あん
Rokeian

 〒104-0031 中央区京橋2-9-9
 TEL: 03-6228-7704 FAX: 03-6228-7704
 http://www.kurodatoen.co.jp/rokeian/
 営業時間:11:00〜18:00 定休日:日曜日・祝日



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