【唐津 丸田宗彦展】より 酒の器たち

今年で当苑での個展は26回目となった丸田宗彦先生。 年々とそのお客様の数を増やしている様にも思えます。これ程長い間ファンの皆様を夢中にさせる「丸田唐津」。そこには次々と新たな創作に取り組みながらも、根幹に流れる古唐津への深い愛情、そして丸田先生特有の力強い作風があるからこそ。 今回も幅広い唐津のバリエーションに加えて、「丸田唐津…
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五風十雨の季節を迎えて~唐津 丸田宗彦展

今年も早いもので丸田先生の個展の初日を迎えました。 先生の個展を迎える時期は、お庭の緑も色濃く艶めき、瑞々しいまでの青さ、香りを感じます。 本日も朝からたくさんのお客様がおいでくださり、盛況な中でスタートいたしました。 1週目は酒器、食器を主に展示しております。 …
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『丸田宗彦展』 ~作品紹介~

気付けば先日の真冬のような寒さはどこへやら…… 外を少し歩くと汗ばむほどの温かさになってきました。 我が家の花水木の樹も小さな花の蕾を少しずつ花開かせ始めています。 しかし、お部屋の中でジッとしていたりすると、案外体が冷えているのにも驚かされます。 渋谷と京橋のお店を行き来する日々。 私事ですが、京橋のお店では丸田先生…
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『唐津 丸田宗彦展』

肥前武雄の丘に佇む丸田宗彦邸…ここ唐津古窯址の郷に、登窯と新居を設営したのは三十年以上も前のことだった。 五風十雨の時を経た名庭を見るような木漏れ日の差し込む路地に一歩踏み入れると、踏石と苔の対比が茶趣を湛えて迎えてくれる。陶芸家には抜群の環境の中、唐津では珍しい穴窯、そして伝統の登窯で焚き続けてこられた。桃山時代から続く…
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魯卿あん便り 京橋・魯卿あん【大藝術家 北大路魯山人展】 ~作品紹介~

ご近所を歩くと、お寺の境内や人様の庭先で子猫のしっぽの様な可愛らしい藤の花の穂先が花開く準備を始めたことに気付きます。 春から初夏にかけては、山が目まぐるしく色を変える季節です。 深い緑が桜の淡いピンクに染まり、山桜の白から、山藤の藤紫、新緑の眩しく明るい緑色へ。 そんな山色の変化に目を奪われると、散策に出かけたくなってウズウズと…
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「鵜の目 鷹の目」 愛らしい織部 小山智徳展

桜も散り、やさしい緑が姿をあらわしてきました。 そんな時節に、織部 小山智徳展を開催しております。 織部を登窯で焼成している希有な作家。 六十を半ばになり、ますます、愛らしい作品をつくられています。 青織部誕生仏香合 青織部母子蛙香合 青織部水鳥水滴 青織部瓢香合 …
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命燃ゆる織部 『小山智徳展』 ~作品紹介~

ポコポコ……ニョキニョキ……と音がしそうな勢いで、お庭のあちこちから草花の芽が顔を出し、 振り向けばポッポッポッ……と花が咲いて華やかに色づいていきます。 声のかぎりに泣く赤ちゃん。 元気に走り続ける子供たち。 小さくても、生まれたばかりの命は膨大なエネルギーを秘めています。 麗らかな春の庭先に出ると、毎年頭に巡るのは…
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織部 小山智徳展

満開の桜から一変、冬に戻った様な寒風と雨。春の雪になったという場所も多いのではないでしょうか。季節外れの寒波は困りものですが、春は一雨毎に緑が芽生え、その鮮やかな色を濃くするもの。 そんな新緑の季節を一足先に感じられるのが今週から始まります『織部 小山智徳展』です。 長野県戸隠に登窯をかまえる小山先生。織部本来が持つ躍動…
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お茶の愉しみ~隠崎隆一先生の備前湯呑

ご近所を歩いていると、いよいよ桜も緑の葉をつけ始め、チューリップも咲き誇り 色彩豊かな春がやってまいりました。 陶苑にも、日本の桜が目的なのか、ここ2週間ほど、海外からご旅行のお客様がいつもより多いように感じます。 聞くと、「日本の焼物が好きで、探していたら黒田陶苑を見つけたんだ」「ほかのお店で聞いて来たの」と仰ったり、当苑のインス…
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魯卿あん便り…【Earthenware YAKISHIME 土器・やきしめ】

京橋にあります魯卿あんでは、しぶや店に引き続き土器・やきしめをテーマに古物から現代作家の作品を展示致しております。今週の土曜日まで開催致しております。是非ご高覧ください。 本日はその内の1点をご紹介させて戴きます。 彩陶双耳壷 仰韶文化 ¥300,000 朱と黒で描かれた文様は筆の運びがとても伸びやかさを感じる…
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春風満 『文人憧憬 中野欽二郎展』より

No.15-2  李白詩向付 六人 誰家玉笛暗飛聲  誰が家の玉笛ぞ 暗に聲を飛ばす 散入春風滿洛城  散じて春風に入りて洛城に滿つ 此夜曲中聞折柳  此の夜 曲中に折柳を聞く 何人不起故園情  何人か故園の情を起こさざらん 李白 『春夜洛城聞笛』  真冬のような日が続いたかと思えば、強い南風…
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桃源郷

袴姿の女子大生を何人も見かけて、卒業式のシーズンだなあと思ったのが、ついこの前。 昨日は後姿の背中の幅より広い身体からはみ出したような大きなランドセルを背負って、お父さんやお母さんに付き添われて歩いている新一年生たちに遭遇。 どちらも縁遠くなっているけれど、彼らにあやかって気持ちだけは新たにしたいもの。 そんなフレッシュな…
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文人憧憬 中野欽二郎展

桜も咲いて、すっかり春の気分になっていたところ、今週の頭は真冬に戻ったような寒さに見舞われ、少し面喰いました。急な気圧の変化などで、体調など崩されなかったでしょうか。 さて、今週の金曜日からは、春恒例の『文人憧憬 中野欽二郎展』が始まります。 冬の間、何もなくなってしまったそこかしこに、春になると毎年変わらず同じお花が花咲くよう…
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「鵜の目 鷹の目」 金重有邦 玄盌

もう4月になりますのに、寒い週末になりました。 今週の展示会は、「金重有邦 玄盌展」を開催しております。 この寒い空気の中、静かに佇む玄盌が、より深い色合いをみせてくれます。 展示会は、4月2日(…
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『創造に先立つ初源の混沌』

『玄盌』と名付けられた黒茶碗。 「備前」作家である金重有邦先生が「唐津」の土を用いて「引出黒」の技法で制作した「黒高麗」の茶碗。ただその茶碗を掌に取り向き合うと、そうした細かな肩書きが些細な事である様に思う程、強い個性を感じます。 轆轤によって薄手に挽かれた胴は、焼き締まった陶肌と共鳴し凛とした緊張…
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突然の黒

気付かないうちに、いつのまにか日が暮れるのが遅くなっていると思ったら、平均の昼間の時間が3月は2月より2時間も長くなっているのだそう。一日24時間に変わりはないのだけれど、それでも自然光が照らしている時間が長いと、外に目を向けて出歩きたくなり、心までも解れてくるようです。 本日より『金重有邦 玄盌展』…
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金重有邦先生に聞きました ~玄碗に込めた想い

明日から始まる金重有邦先生の個展。 当苑では、2014年以来5年ぶりとなります。 今回の作品は「玄盌」  先生の中にある「黒高麗」に挑戦してくださいました。 展示会前に先生の込められた想い、創作の様子などをお聞きしました。 ●俺の「黒」 数年前から、黒い茶碗に挑戦…
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『金重有邦展』 ~作品紹介~

桜の花が咲き始めたのと同時に、お彼岸がやってきました。 嬉しいことに、遠方から親戚家族が訪ねてくれて一緒にお墓参りをした先週末。 歳取った伯父の手をとると、掌の厚みや温かさが亡き父のそれと重なって、ジン……と胸が熱くなりました。 それと同時に、自分の原点や、行きつく先を感じる時間となりました。 さて、今週の金曜日からは備…
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お湯呑み~筆に乗る洒落

書において、手本の字を再現するには、手本を書いたその人の動作を空想し真似ること、というのが長年の素人書道で得た経験則です。 息の長さや息を継ぐ処、変調する処はその人のもっとも特徴の出る部分。 息を詰めたり開放したり、軽く跳ねたりしながら書いてみると、心まで手本を書いた人に近づいているような気がします。 丸田先生の鉄絵の筆致はま…
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魯卿あん便り…京橋・魯卿あん【作品傳百世 石黒宗麿展】

昭和10年宗磨先生は洛北の八瀬に移られた。栩林を拓き陶房を建て窯を築いた。唐津手を主とする初窯を焚いたのはその年の秋であった。終の陶房として過ごされたこの八瀬では、曜変を目指す過程で生まれた天目、柿釉、木の葉天目など蛇ヶ谷時代の研鑽をふまえ完成された。栩林に因んで栩菴と号したのもこの時代からである。 石黒宗磨 黒釉刷毛目皿 六…
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