春隣 【飯洞甕窯 梶原靖元展】より

関東では大雪の予報が出され、大々的に鉄道等も事前に運休のお知らせを流すなど警戒しておりましたが、東京は幸い交通網が止まる程の災害にはならず終わりました。ある意味では拍子抜けするような面もありますが、救急医療なども切迫した状態が続いておりますから大事にならず良かったのでしょう。 立春も過ぎ、まだまだ寒さが厳しいとは言え、梅が…

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【飯洞甕窯 梶原靖元展】  2週目 ~作品紹介~

春の始めはまだまだ肌寒いものですが、今年は特に寒さが抜けずにいます。明日は関東地方でも積雪の予報で、数日前から注意喚起が呼びかけられています。先週の金曜日から始まりました【飯洞甕窯 梶原靖元展】。月曜日までご在廊くださった先生は、例年シャツ一枚で店頭に立たれています。今年も、シャツ一枚でいらした先生も、今年は少しスース―するね……と呟い…

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魯卿あん便り…京橋・魯卿あん【酒器特集展】

肌を刺すような寒さの日が最近は多く、今週10日には東京でも積雪の予報との事です。皆様どうぞ暖かくしてお過ごし下さい。本日より魯卿あん(京橋)では【酒器特集展】が始まりました。先日、しぶや店にて開催いたしました【大酒器展】出品作品に加えて、物故巨匠作家の逸品を展示致しております。京橋にお立ち寄りの際は是非ご高覧下さい。当苑のホームペー…

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「鵜の目 鷹の目」唐津の地から無境地へ

寒い日が続いておりますが、花芽や木の芽が膨らんで、微かに春の到来を感じるようになってまいりました。今週は、唐津の飯洞甕窯 梶原靖元展を開催しております。古唐津を深く追求されていた梶原さんでしたが、さらになる展開を見せ始めました。 李朝白磁花入 唐津茶碗 金海茶碗 絵唐津茶碗 白点黒唐津茶…

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良寛さんの線… 【飯洞甕窯 梶原靖元展】より

良寛さんの書を初めて見た時の驚きはいまだに忘れられないものがあります。複雑さや難関さとは真逆の位置にあるような、徹底的に削ぎ落された線は誰にでも開かれた優しさがあり、それでいて決して風に飛ばされるような弱さはなく、鋭さと強さを兼ね備えたもの。余白を含めた書としての構成の巧みさは勿論ですが、何よりもその「線」の美しさにまず驚いた記憶が…

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昨日は節分。恒例の豆まきをした。以前は袋に炒った豆がそのまま入っている袋を買っていたが、踏んで粉々にしたり、家具と壁のすき間に入り込んで取れなかったりと後始末が大変。そこで、もっぱら小袋に入ったタイプをまくことにしている。これでは鬼に効き目がないと言われたら、それまでだが。鬼は外~の昨晩から一夜明け、穏やかに『飯洞甕窯 梶原靖元展』始ま…

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陶房の風をきく ~飯洞甕窯 梶原靖元展

明日より梶原先生の個展が始まります。ここ数年、新しいことを始めておられる先生に会期が始まる前に少しお話を伺いました。 ●文字と良寛さん 最近はわざわざ福岡まで座禅に行っているという先生。時に写経をすることもあるのだとか。 今回は良寛さんの「法華讃」を題材にした作品が多くあります。良寛さんの展示会を見に行ったときに、その字に魅了され…

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【飯洞甕窯 梶原靖元展】  ~作品紹介~

冬から春にかけての植物の目覚めは、いつも密やかに驚くべき速さで進んでく。今年もその変化を見逃すまいと目を凝らすと、発見!蕗の薹の丸い若草色が目に飛び込んできました。今年の春が来た!きた!思わず携帯で写真をパシャリ。離れて住む母に「春が来たよ~」と写真を送りました。さて、今週の金曜日からは毎年蕗の薹の目覚めと共にやってくる【飯洞甕窯 梶原…

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徳利あれこれ 【大酒器展】より

金重愫  1.備前扁壷徳利 ついこの間に新年を迎えたつもりが、もう月末に。最近は街を歩いているとクリスマスからお正月、恵方巻にバレンタインと様々なイベントの広告がどんどんと前倒しになっており、季節も良く分からなくなってしまいます。それでも確かなのは、時期の草花や食材。まだまだ厳しい寒さは続いていますが、どこか春を予感させるようなも…

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麒麟

豆と鍋を真っ黒にした。うっかり目を離して別のことをしているうちに、とうに豆は煮え、煮汁が蒸発し炭化した。一度茹でこぼし、灰汁を取りながら、コトコトいい具合で煮ていたはずの煮豆が、度が過ぎた日焼けのように火ぶくれで、真っ黒焦げ。鍋にこびりついてるのまである。仕方なく豆は処分したものの鍋底が焦げ付きでコーティングされている。確か重曹が効くと…

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魯卿あん便り~茶碗特集展より

現在、魯卿あん(京橋店)では、「茶碗特集展」を開催しております。昭和の巨匠作家達から現代の陶芸界を代表する作家まで、一堂に展示致しております。 北大路魯山人 / 陶ノ字 額石黒宗麿 / 加彩三羊文盌https://www.kurodatoen.co.jp/exhibition_work/2022012129-3/ …

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【大酒器展】    二週目 ~作品紹介~

先日のお休みに食材の買い出しに農協に行くと、まだ固い蕾のチューリップとキンセンカを見つけて思わず買って帰えりました。若草色の若く小さな蕾ですが、急に春の訪れが間近に迫っているのを感じ、ただただ嬉しくなってきます。昨日家に帰ると、チューリップはほんのりと黄色く色づき、キンセンカも少しだけ花びらを広げていて、また嬉しさが広がりました。 さ…

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【大酒器展】冬深む 走泥社の酒器

今年は年明けに東京でも久々に積もるほどの雪を眼にしました。今夜も明日にかけて関東で雪が降る予報との事です。雪景色はとても美しいですがお身体を冷やさないように暖かくしてお過ごしください。この寒さとコロナの感染状況は残念ながらまだ続きそうです。冬深むとは1年で最も寒さが極まる時期のことをさします。この言葉には厳しい自然への畏怖の念、忍耐、春…

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魯卿あん便り ~京橋茶盌特集展~

先週金曜日21日より京橋魯卿あんにて茶盌特集展を開催致しております。しぶやでの初盌展から昭和巨匠や北大路魯山人先生の茶碗なども追加し展示を致しております。 当展示会出品作品につきましてはこちらのウェブページでも掲載しておりますのでご覧戴けます。https://www.kurodatoen.co.jp/exhibition/2022…

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春遠からじ 【大酒器展】より

加藤高宏   1. 志野片口 銘「白楽天」 大寒を向かえ、寒さもいよいよ厳しくなってきました。北海道や東北、北陸では大雪のニュースが続きますし、先日のトンガの噴火も驚きましたが、昨日は夜中に九州、四国での地震まで…。新型コロナウィルスの猛威が止まらない状況ですが、何よりも天災の少ない平穏な年であって欲しいと願うばかりです。 さて、新…

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大酒器展始まりました。

本日より大酒器展が始まりました。朝から多くのお客様にご来苑いただき誠にありがとうございました。 作品の一部ではございますが、展示会ページよりご覧いただけます。掲載作品が全て売約済の作家さんの中には他にも作品がある先生もおられます。お問合せくださいませ。 ●大酒器展展示会ページは3つに分かれております。敬称略/五十音順 □その1…

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【大酒器展】    ~作品紹介~

早くも2022年が始まり半月が経ちました。明日には二十四節気において、「冬の最後を締めくくる約半月」を意味する大寒を迎えます。厳冬期である寒の内に汲む水を「寒の水」と呼び、この水で仕込んだお酒や、味噌、醤油は美味しくなると言われているそうです。それは、不純物や雑菌がもっとも少ない時期であるからなのだそう。特に日本酒の場合は「寒仕込み」や…

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こころ温まる茶盌 ~魯卿あん 茶碗特集展より~

京橋魯卿あんでは今週金曜日より茶碗特集展を開催いたします。昭和から平成に至るまでの巨匠たちの作品を一堂に会する展示会となっております。 荒川豊藏先生 唐津風茶盌 正面には紅梅、もう一方には蕨の文様を描いている。梅花の部分や見込みなど所々に見られる淡いピンク色が滋味深い。正面部分がべべら状になっている口造りや、深茶色の素地が見えるかけ…

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魯卿あん便り…魯山人先生の黄瀬戸

魯山人先生の黄瀬戸作品は織部や志野作品に比べて豪快な造形のものが少なく、静かな佇まいで端正な作品が多い様に感じる。信楽の土を用いて登り窯で制作に挑戦した魯山人先生。泥状にした土だけを入れた匣鉢を下に置き、下方から発する水蒸気を利用し、釉薬の艶を抑え、油揚手の黄瀬戸を再現している。これは穴窯には特有の湿気がる事を読んで工夫された。 …

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明日最終日 【初夢初碗展】より

早いもので1月も半ばに。お正月気分は抜けて、街の雰囲気も通常運転にすっかりと戻ってきました。先週の金曜日から始まりました『初夢初碗展』、通常よりも少し長い会期を設けておりましたが、いよいよ明日16日が最終日となりました。連日多くのお客様にご来苑戴き、誠に感謝致します。茶道人口が少なくなっているという声は以前からよく耳に致しますが、若…

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