馴染む

「一天にわかに掻き曇り」とばかりに、空が暗くなり遠くに雷の音も聞こえてきたと思ったら、風に混じった激しい雨が降った昨日。今日も不安定な天気とのことだが、今のところその気配はない。ブルーインパルスが6機編隊を組んで青空に白いラインを描いて飛ぶ映像がニュースで流れた。新型コロナウィルスへの対応にあたる医療従事者に感謝と敬意を表すための飛行だ…

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唐津 丸田宗彦展  作品紹介

緊急事態宣言の解除。まだまだ大手を振ってどこにでも自由に外出する気にはなれませんが、この長い、長いトンネルの先に一筋の光が見えてきたように感じます。 それにともない、此処しぶや黒田陶苑では、この長いお休みの間、会期を延期させて戴いたため、皆様をお待たせいたしておりました『唐津 丸田宗彦展』を、明日29日(金)より【オンライン展示】と並…

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心のコリ

五月晴れ、五月雨、五月蝿い…五月のつく言葉はいろいろあります。今年は想像だにしていなかった事態によって、不要不急の外出を避けるためのステイホームやテレワークで、五月病はどこかに吹き飛んでしまったのかもしれません。それでも、誰もが身体だけでなく“心のコリ”を少なからず溜めこんでしまったのではないでしょうか。オンラインでのWeb展示会を開催…

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陶房の風をきく~ 作陶四十周年 丸田宗彦展

長い長い自粛期間を経て、ようやく世の中が少しずつ動き出そうとする今日この頃。皆様、お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか。 臨時休業中はご不便をおかけしましたことお詫び申し上げます。当苑も明後日、29日金曜日より営業を再開いたします。 例年4月に開催しておりました丸田先生の展示、いよいよ開催となります。急に臨時休業が決まり、なかな…

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唐津の土

4月7日に発令された新型コロナウィルス感染拡大防止の為の緊急事態宣言が解除になりました。とはいえ、完全な終息ではない状況下では、まだまだ緊張感を持って行動しなければならないのが現状です。そのため、開催中の『魯山人と古美術』展、続く『唐津 丸田宗彦展』はオンラインでのWeb展示会とさせていただきます。5月29日(金)より『唐津 丸田宗彦展…

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日々是好日   作品紹介

肌を撫でる風が爽やかで、心地よい日となりました。ご近所の庭先や、お寺の境内で風にそよぐ葉の茂みの中には、春には可愛らしい花を咲かせていた梅の青い果実がひっそりと隠れています。 本日はそんな梅の実や桃の果実を見て頭によぎりました作品をご紹介したいと思います。 石黒宗麿/ MUNEMARO ISHIGURO刷毛目桃之繪扁壷 Jar, h…

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雨のち晴れ  作品紹介

雨上がりは思った以上に草花が喜んで生き生きとします。 本日は、またそんな季節の植物を交えて作品をご紹介したいと思います。 石黒宗麿/ MUNEMARO ISHIGURO白瓷刻花小壷  Small jar, white porcelain  スッと立ち上がる小壷。たっぷりと掛けられた粉引の白には手早く掻き落としで描かれた、ね…

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素敵なガス抜き

雨の日が続きます。緊急事態宣言が解除となった地域もありますが、そうでないところでは不要不急の外出を控えることに、少なからず鬱屈した気分が膨らんでいることでしょう。濁った鼠色の空は、そんな気分に更に拍車をかけるようで、風船が破裂しないようにガス抜きを心掛けたいものです。いよいよ明日から、当苑での初の試みであるオンラインでの『魯山人と古美術…

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若竹のささやき  作品紹介

気分転換も兼ねた愛犬とのお散歩。 近隣の農家さんの庭先や、公園に隣接する竹林では、春先に頭を出した筍があっという間に背丈を超え、瑞々しくしなやかにそびえ風を受け止めてささやいています。 本日は、そんな季節に合わせて【本日の逸品】に上げました作品の他に、いくつかご紹介させていただきたいと思います。 【本日の逸品】 北大…

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吉祥

昨日の雨で、木々の新緑が一段と彩度を増したようです。当苑では、新型コロナウィルス感染拡大防止の為、この度『魯山人と古美術』の展示を2020年5月22日(金) ~ 5月31日(日)でオンライン展示として開催を予定しております。現在、ホームぺージでご紹介している作品を別角度の写真を加えて、5月22日(金)よりホームページで公開いたしますので…

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風薫る

風薫る五月の真っただ中です。当苑では、新型コロナウィルス感染拡大防止の為、今回『魯山人と古美術』の展示を2020年5月22日(金) ~ 5月31日(日)でオンライン展示として開催を予定しております。現在、ホームぺージでご紹介している作品を、別角度の写真を加えて、5月22日(金)よりホームページで公開いたしますので、是非ご覧ください。その…

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作品紹介

皆さま、4月7日に緊急事態宣言が発令されてから、早一か月。いかがお過ごしでしょうか。 ソメイヨシノ、八重桜、藤の花も終わり、新緑の緑も段々と深みを増してきました。本日は、30℃に手が届きそうな夏日となっております。 お家にいても、普段とは違う状況。何だか気持ちが落ち着かないのが本音ではないでしょうか。 陶苑も4月8日から誠に勝手な…

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ひこばえ

3月に雪が降り、雨も降り、少々乾燥気味だった大地は水不足が解消したよう。我が家の庭のコブシの木は、若緑色の葉の割合が増えてきて、季節が移ろうのを日々感じる。そろそろ芝生にも気を配る時期の到来。芝目の間に次々と顔を出す雑草取りを気が付いた時に少しでもしないと、芝生が駆逐されるから、面倒でもやらないといけない。しっかり根付いた芝の隙間から生…

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陶房の風をきく ~オブジェ焼 八木一夫・鈴木治・山田光・益田芳徳展 2週目

先週から始まっております【オブジェ焼 八木一夫・鈴木治・山田光・益田芳徳展】。予定を変更し、4月14日(火)まで3週に渡り、ご紹介しております。今週は鈴木治先生を見てまいります。 鈴木治先生は1926年京都・五条坂で永楽善五郎工房の轆轤職人だった家に生まれます。子どもの頃から轆轤技術を身につけ、京都の訓練所で轆轤を教えている時…

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オブジェ焼 八木一夫・山田光・鈴木治・益田芳徳展 ~作品紹介 2週目~

今週の始めには、昭和の時代から笑いの世界を牽引された志村けんさんが、時を賑わすウィルスが原因でお亡くなりになり、多くの方々に衝撃が走ったのではないでしょうか。子供の頃は“ただただ面白いオジサン”と思っていた方が、歳を重ねるごとに、その優しく、真面目なお人柄を画面を通して感じていました。一視聴者でありながら、深く、重く、沈むような気持ちは…

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魯卿あん便り~魯山人の土瓶

突然の降雪やウイルス等、なかなか美術品に触れるどころではないという感になりつつありますが、昨今の状況の中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。京橋では北大路魯山人先生の作品を常設で展示しております。魯山人の土瓶の中でもここまで小型なものはそうそうみかけない。織部釉は緑碧色を呈し、縁のところの釉だまりなどに魯山人の鋭敏な感性を見て取ることがで…

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ピンホール

車を運転をして通る時、運転席の窓越しから、にわかに淡いピンク色の光が差し込んでくるのが好きで、毎年この時期になると、その道を通ることにしている。もちろん、車で通り過ぎるのだから、ものの1分もかからない距離なのだけれど、桜の花の力で車内の空気の色が変わるのは特別な感覚で他では味わえない。今年は、世の中が浮かれてばかりもいられない状況なだけ…

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陶房の風をきく ~ オブジェ焼 八木一夫・鈴木治・山田光・益田芳徳展

今週から始まります【オブジェ焼 八木一夫・鈴木治・山田光・益田芳徳展】。4月7日まで2週に渡り、ご紹介いたします。まずは、走泥社の中心人物でもあった八木先生。多くの作品で様々な表情を見せてくれる先生は、日本のやきものの中心地、京都・五条坂で生まれます。 戦後、日本の陶芸界に先駆的、前衛的な集団として知られる「走泥社」を創設し、長い歴史…

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オブジェ焼 八木一夫・山田光・鈴木治・益田芳徳展 ~作品紹介~

今週の頭には桜が7分咲きとなり、世間を賑わすウィルスの話など、どこ吹く風……といった顔で爽やかに春の訪れを感じさせ、また心を解きほぐしてくれるようです。その桜の開花を待っていたかのようにお見掛けした、羽織袴の女学生たち。このご時世、例年よりもお見掛けする人数は少ないものの、その晴れやかな姿は美しく、神々しいほどです。 さて、先週は走泥…

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色とりどりの春~江波冨士子先生のGLASS

東京ではいよいよ桜も満開になりました。 当苑の花入を彩る花たちも、ほんのりと遠慮がちにお化粧をしたような、淡くて若い和花や洋花が わたしたちの心に麗らかな風をもたらしてくれます。 公園の桜の下にあるお砂場でしゃがんで、一生懸命に土を触っている子供たちからも、低木の茂みにくぎ付けになっているお兄ちゃんたちからも、「あっ、…

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