少し早めの紫陽花や、ぐずついたお天気に、梅雨の気配をいよいよ感じますね。そろそろ梅仕事をと思い、青梅を水に放して、ザルに上げておいたら、例年よりも実が黄色くなるのが早いこと。気温の上がりも早いようで、慌てて塩をまぶして保存瓶へ移しました。それでもやはり室内温度が気になり、梅が浸るくらいの塩水が早くできないかとソワソワしています。紫陽…
今回、矢野先生がご在廊いただけないかわりに作品の解説やエピソードなどを伺い、こちらでご紹介致します。本日は先生の育った名護屋(なごや)という場所についてお話くださいました。
名護屋城跡
豊臣秀吉が大陸を目指し作られた名護屋城、当時では大阪城に次ぐ巨大な城で160を超える大名が集結した場所です。
諸大…
青葉が生き生きとして、清々しい季節となりました。今週は、唐津の矢野直人展を開催しております。素朴かつ、深い味わいをもつ唐津…。経年とともに、浮き立ってくる景色が、やきもの好きを虜にする。
唐津茶碗
絵唐津茶碗
彫唐津茶碗
絵唐津向付
唐津・絵唐津ぐい呑
唐津立ぐい呑
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久しぶりにバスに乗った。窓の外を流れていく見慣れた風景が違って見える。目線が高い位置からになるせいだろうか。こんな所にポストがあったんだ。雨が降り出して、黄色いレインハットと長靴の女の子がお母さんと手をつないで足早に歩いてる。日常の景色が異なって見える。ほんの短い時間だったが、いろんなシーンを見て楽しかった。
『唐津 矢野直人展』が始…
早いもので、もう5月が終わろうとしています。新緑が美しく、風も爽やかで、本来の5月はとても好きな季節ですが、今年の5月はずっとぐずぐずしていましたね。
昨年の今頃は緊急事態宣言による初めての臨時休業から明けて、ようやく始動した頃。5月の楽しみを2年連続お預けされたような気持ちです。早く大手を振って外へ出たいと祈りつつ…さて、明日より矢…
雨降り続きの一週間が過ぎ、今週の頭に、久しぶりに太陽を見てからは、痛いほどの陽射しの日が続いております。ただ、マスクの中は熱気でいっぱい。昨年の猛暑もマスクで過ごしたはずなのに、本格的な夏を迎える前から、この不愉快なマスク内の環境に辟易しています。このコロナ禍の自粛生活や、我慢を強いられる生活の中、長く過ごすことの多くなったお家時間で断…
書から芸術の世界に飛び込まれた魯山人先生。文人趣味もあってなのか、中国の青磁・染付を好まれ、初期の作陶も須田菁華窯での染付であった。その後茶の湯に触れ、古染付などの本歌に忠実な焼物から、独創的な風格ある国焼物に取り組まれた。志野、織部、黄瀬戸、唐津、信楽、伊賀とあらゆる陶磁器に挑み、戦後になって備前焼きに力を注がれた。北大路魯山人 …
一年を振り返り、去年からどう変わっただろうか、と、思い返すことを、この一年、わたしたちは例年以上に幾度もしてきたことだろうと思います。私たちも、去年5月からオンライン展示会が始まり、慣れないながら試行錯誤を繰り返し、一年が経ちました。
揺すぶると元に戻る、ということを知ったのは、長く学んでいるボディーワークの中でですが、自分の身体と向…
梅雨の中休みでしょうか、久々に、今日は爽やかに晴れてくれました。
今週は、曜変天目 瀬戸毅己展を開催しております。宇宙をみるように、様々な色彩が散りばめられ、そして輝きをはなつ、天目…。その奥深さは、はかり知れません。
曜変天目 (碗型)見込の景色がより美しくみられる碗なり
曜…
2019年、大徳寺龍光院所蔵の曜変天目公開に合わせ、国宝に指定されている曜変天目三碗が同時期に公開されるという、大変貴重な機会がありました。多くの美術ファン、陶芸愛好家の方が、そして「曜変天目」という唯一無二の魅力からでしょうか、初めて興味を持たれた方も非常に多く、どの美術館も観覧者が絶えることがありませんでした。
あれから3年。…
よく利用している電車で、たまに運が良いと〇〇〇もん仕様の車両に出くわす。青を基調として、外側のドアは顔に見立てられ、車内に入ると座席は背もたれ部分に4次元ポケットのプリント。座席の端(「袖仕切り」と言うらしい)には、ポケットから取り出す数々の道具を使っている様子が漫画風に描かれている。車両の連結の扉には別世界へ行ける「どこでもドア」をあ…
ぐずついてスッキリしないお天気が続いていますが、雨雫に濡れた新緑の美しさに癒される今日この頃です。明日より【曜変天目 瀬戸毅己展】が始まります。個展を前に瀬戸先生にお話を伺いました。
図録1
●陶芸家をめざすきっかけ
お父様が趣味で焼きものをされていたという先生。小学校4年生前後、大阪万博の頃だったそうです。近くの農家さんに無…
本当にこのまま梅雨に入ってしまうのでしょうか……。どんよりした重い空、足元からは蒸し蒸しした熱気、雨も降ったりやんだり不安定。それでなくとも我慢、我慢の毎日で鬱々とした気分になってしまうのに……たまったものではありません。帰り道、いつの間にか浅い呼吸になっており、肩を丸めて歩いていたことに気付いて、思わず背筋を伸ばして空を見上げました。…
『食器そのものを愛し、取り扱うことが楽しみであり、その食器をいたわりいたわり扱うというところに、料理との不二の契りが結ばれるのです。食器が楽しいものになれば、必然、料理が楽しいものになるのです。』星岡窯での魯山人先生は職人に指示した形で轆轤で成形させ、最後の削りの部分は先生自ら行われました。
染付で内外に格子文を描きます。呉須の濃淡も…
いよいよ梅雨を予感するジメッとした空気になってきました。肌にまとわりつく湿度を追い払うように、涼しげな器に手を伸ばしたくなってきますね。先日発売された婦人画報6月号ではガラス特集が組まれ、当苑でお取り扱いのある作品が掲載されました。そこで本日は、現在お店にある作品の中から、ガラスのお茶碗を4点ご紹介したいと思います。
津田清和…
風にそよぐ青葉が、なんとも美しい季節になりました。今週は、指物師 菅原伸一展を開催中でございます。神代杉、神代栗、楓、欅、黒柿など、銘木を余すところなく使った美しい仕事の数々をご覧戴けます。また、菅原文葉さんの手掛ける唐紙の仕事も併設しております。
神代杉硯箱
神代杉象嵌箱
本欅拭漆黒盆
本欅拭漆小盆
黒柿孔雀杢六稜小箱
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大分慣れてはきましたが、一日中マスクをして生活をしていると、いつになったら気兼ねなく外せるのだろうと考えてしまいます。とは言え、こればかりは今は仕方がないもの。そんな中、帰り道に周りに誰もいないことを確認しながらそっとマスクをずらして自転車に乗っていると、夏に向けて生命力の高まっている草木や花の強い香りに、はっと驚かされることがあります…
相も変わらず、暇さえあれば庭の手入れをしている。地面に落ちた葉や枝を竹ぼうきで掃いて、取り切れなかったのを拾い集めていると、チョロッと動いて視界から逃れたものがある。トカゲ? 葉っぱをどけて見ると、いた!いた! 砂色をしたちっちゃなヤモリ。5本指の足先が丸く吸盤のような形をしている。塀と地面の隙間でじっとしているので、見つけていないふり…
明日より【指物師 菅原伸一展】が始まります。展示会前にお話を伺いました。
●次の修復に伝えていく仕事
菅原先生は元々、組子制作、社寺建具、文化財保存修復のお仕事をするお父上のもとに生まれました。現在も二代目としてお寺さんの新本堂の漆喰板戸、唐戸、蔀戸、欄間などを作ったり、個人の方へ空間を含めた建具の提案、制作をしておられます。国指定…
冬の眠りから覚めるように、春の花が咲き始めコロナ禍の鬱々とした気持ちに光が射しはじめたようなGW前でしたが、明ける頃には、蒸し蒸しとした熱気を伴った夏のお庭に一気に様変わりしました。
可憐な白い花を付けていた柑橘の樹々も、お休み明けには花が落ち、小さく、固く結実しました。足元には柑橘の白い花と入れ替わるように、どくだみの白い花が開いて…



















