陶房の風をきく ~ 唐津 丸田宗彦展

明日より【唐津 丸田宗彦展】が始まります。丸田先生の個展の準備が始まると、ああもうGWがやってくるんだなぁと思います。 昨日までの暑いくらいの陽気はどこへやら。なんだか寒いくらいの陽気に戸惑いつつ…東京へいらっしゃる直前の先生にお話を伺いました。 ●いつもお客様をびっくりさせたい、そして喜ばせたい どうしたらお客様が喜んでくださる…

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【唐津 丸田宗彦展】第一部:酒器・食器 他  作品紹介

春の訪れは駆け足のごとく、振り返ればまた新しいお花が咲いているかと思うほどの勢いで様々なお花が咲き出しますが、4月の後半から5月にかけてのお花達はひっそりと咲き出し、気付いた時には辺り一面花盛りとなって驚かせてくれるものが多々あります。わが家のお庭のハナミズキも、アヤメやアイリス系のお花も、ヤマツツジや山藤なども静かに静かに開化の準備を…

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魯卿あん便り〜春も足早に

初夏のような陽気に、コートを脱いでそぞろ歩きをしている旅行者も多く見かけるようになってまいりました。 京橋魯卿あんでは、来る4月18日(月)より【魯山人と古美術展】を行います。ホームページでも、現在出品作品をご覧いただけるようになっておりますが、展示会に先立ちまして、一部出品作品を店内でご覧いただけます。 床の間と花入も魯山人先…
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「鵜の目 鷹の目」遊びごころある「織部」小山智徳展

はらはらと桜の花びらが舞う、麗かな週末になりました。今週は、織部 小山智徳展を開催しております。桃山の頃に生まれた織部スタイルは、今も色あせることのない洒落た雰囲気のものばかり。味わい深いものでありながらも、遊び心のある作品を小山先生も作り出しています。 織部狛犬一対 弥七田織部獅子頭香合 青織部水鳥香合 …

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緑・ミドリ・みどり 『織部 小山智徳展』より

No.10(DM) 織部阿吽狛犬燭台 つい先日は春先とは思えないような冷たい雨の日もありましたが、東京は上着を着ていると少し汗ばむ程の温かい日が続いています。桜前線が北へ移ると同時に、木々の緑も日に日にその鮮やかさを増して、より強い生命感を感じる季節に向かっていきます。 今年も戸隠から小山智徳先生の作品が届きました。例年に比べて…

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如意

かなり前のことになるが、”ピカピカの1年生…”というキャッチフレーズがあった。背中から横にはみ出たように見えるランドセルを背負った男の子の後ろ姿は、雨上がりの眩しい太陽に照らされて後光のように輝き、まさにピカピカに映った。そんな新入生を見送る親御さんの嬉しさと心なしか心配そうな表情は、いつも変わらない光景だと思いながら通り過ぎた朝だった…

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陶房の風をきく ~ 織部 小山智徳展

桜の季節も慌ただしく過ぎ、東京はようやく春らしい陽気になって来ました。明日より小山先生の個展が始まります。先生のおられる長野県戸隠はまだ寒いようで、毎年在廊される際の着るものに困ってしまうとおっしゃいます。そんな先生にお話を伺いました。 ●薪窯をやりたい理由のひとつ 引出黒をやるのが、薪窯をやりたい理由の1つでもあるとおっし…
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【織部 小山智徳展】  ~作品紹介~

桜のピークを過ぎると、今度は柔らかな若葉が噴き出すように芽吹いてくる季節。淡い春色と、まだ瑞々しい若葉の色が重なる姿は“春霞”と言うべく、穏やかに幻想的に見えてきます。さて、ここ一ヶ月程でしょうか、当苑の会場を飾りますお花ですが、実は当苑のお庭を作ってくださった数人の内のお一人である方からのご厚意で、長野の山に咲く樹々や草花を毎週送って…

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春風と共に・・・ 『中野欽二郎展』より

満開の桜も束の間、東京は寒の戻りというには寒すぎるような雨になってしまいました。お花見の予定が流れてしまったという方も多いかも知れません。桜の時期はほんの僅か。来週末まで花はもつのでしょうか・・・。 さて、先週金曜日から中野欽二郎先生の個展が始まりました。春先のこの季節に毎年先生の個展を開催しているせいでしょうか、柔らかな肌の…

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「鵜の目 鷹の目」山菜、山野草が似合う欽二郎の器

肌寒い週末ですが、可愛らしい山吹の咲く季節になりました。今週は、中野欽二郎展を開催しております。今の時期ですと山菜など、そんなお料理が似合うような器。花入には、山野草がとても素敵にうつります。 白磁扁壷 平瓶 染付秋草手平鉢 雷文向付 五 白磁平向と染付格子文小皿 白磁鶴首…

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胴吹き

やけに自宅の庭がうるさいと窓を開けると、芽吹き始めた金木犀の枝に何羽もの雀。チュンチュン、チュンチュン・・・、“かしましい”とは、まさにこのことだなと枝から枝に飛び移る様子をしばらく眺めた。「夜半の雨で桜が散っちゃうよ」とでも話しているのだろうかと、車窓からのお花見をしている自分は彼らの会話を想像した。 『制約の中を楽しむ 中野欽二郎…

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【制約の中を楽しむ 中野欽二郎展】  ~作品紹介~

段々と気温も温かくなり、週頭には桜の満開を伝えるニュースが早くも流れました。遠くに見える桜に樹々の枝先が淡いピンク色に染まって見える景色は、桃源郷のように柔らかな美しさです。そしてそれと同じく、当苑お庭の大きな甕の中のメダカ達も、いつの間にか冬の眠りから目覚めて、気持ち良さそうに泳ぎ始めました。 当苑お庭:メダカ さて、今週の金…

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魯卿あん便り〜富本憲吉展より

ここ2・3日は夜外出すると震えがくるくらいの寒さでしたが、ようやくゆるやかな空気に戻り、お店の前の通りも賑わっています。少しですが、旅行者に日本語以外の言葉も聞かれるようになりました。 京橋では現在、渋谷より会場を移しまして、【陶藝家の父 富本憲吉展】を行っております。 まずお店の外からお客様をお出迎えするのは、富本先生の画と青…

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【内田鋼一作品展】  二週目 ~作品紹介~

今週の頭に桜の開花宣言もあったばかりにも関わらず、昨日はここ東京でも冷たい雨に混じって雪が舞い、大変驚かされました。せっかく顔を出したばかりの、春の芽吹き出した新芽たちの元気がなくなってしまわないか、気が気ではありませんでした。今日もヒンヤリとはしていますが、昨日の雪のことは忘れたかのような空模様です。そして、心配していた柔い春の草花も…

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常設より〜春めく季節に 金重巖先生の酒盃

色とりどりの花が咲き始め、桜の開花予想にもワクワクする昨今。お年頃の華やかな袴姿の女性の姿や、進学の話題をしている子たちの表情を見ていると、卒業と新生活への期待と不安で入り混じった表情に、なんだか胸が熱くなったりします。 本日は、そんな桜の季節に合う、金重巖先生のやわらかで優しい、白い酒呑をご紹介いたします。 白掛酒盃7…

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「鵜の目 鷹の目」内田鋼一 壷とオブジェ

季節の変わり目で不安定な気候が続いておりますが、芽吹きの季節、桜も咲き始めました。只今、内田鋼一 作品展を開催中でございます。壷やオブジェ、素敵な空間を演出してくれます。 加彩広口大壷 Untitled Untitled 加彩壷 出品作品を、ホームページにてご覧戴けます。https:…

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纏う空気は… 【内田鋼一作品展】より

この度の福島県沖を震源とする地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 寒の戻りと桜の開花宣言を同時に聞くような、中々定まらない気候が続いております。「三寒四温」というのは本来は冬の言葉のようですが、春先のこの頃はこの言葉のようにじわりじわりとではありますが、しかし確実に春へ向かう様子が感じられ、どこかそわ…

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未だ見ぬ異国の…

見つけると、春が来たなあと思うものはいくつかあるのだが、先日そのうちの一つに出会った。頭の先のとんがった独特の形、心なしか赤い色も若く浅いように映る。それはファーストトマト。名前の通り、とんがり頭は出始めの頃しかお目見えせず、やがて姿を消すから、来年の再会まで出来る限り買い求めるようにしている。 『内田鋼一作品展』が始まりました。先週…

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陶房の風をきく ~ 内田鋼一作品展

明日から、当苑では6年ぶりに内田鋼一展が始まります。それに先立ち、先日行われましたアートフェア東京にて作品をご紹介しておりました。たくさんの方にご来場いただき、この場をお借りして御礼申し上げます。 アートフェア東京 当苑ブースより 会場には内田先生もいらっしゃり、お客様の途切れる瞬間を狙って、お話を伺いました。 …

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【内田鋼一作品展】  ~作品紹介~

春温かくなると、ご近所のコブシの樹の傍を通る時は必ず枝先を見上げて蕾の膨らみ具合を確認する。今年もそんな時期がやってきた。毛むくじゃらの毛皮のコートに包まれた柔らかな花弁が、太陽に近い樹の高い枝先からホロリ、ホロリと剥がれて、中からふんわりとしたスカートの裾が広がるように花開き始める。白い花を見上げた先には、青い空がいっそう深い色に見え…

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