魯卿あん便り・・・一足先に

晴れました!と書きたくなるほど、久しぶりに太陽が姿を見せました。折り畳み傘が急きょ日傘に早変わり。梅雨明け宣言も聞かれませんが、京橋の魯卿あんでは一足先に秋を先取りした花を活けております。 額:北大路魯山人 陶ノ字花器:信楽花入花:鷹の羽ススキ・ミズヒキ・キキョウ・ホシダ たっぷりと量感のある魯山人先生の花入に秋の涼やかな風…
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『硝子 津田清和展』 ~作品紹介~

この雨続きで、お庭の手入れが出来ないことにヤキモキしながら傘をさしてお庭を一周。気付かぬうちに生い茂ったミョウガの葉の根元に花を咲かせ始めたミョウガの若芽が顔を出し始めています。独特な渋みのあるピンク色は瑞々しさを閉じ込めたまま引き締まった膨らみを持って輝いています。この長雨でゆっくりお庭も見回り出来なかった間に出来たご褒美のようです。…
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梅雨を想えば

連日の梅雨らしい雨が窓から見える緑を濃くしています。駐輪場の係員をしているお世話好きのおばさまがお裾分けしてくれた朝顔の芽も、ぐんぐんと蔓を伸ばしています。 窓ガラスに滴る雨粒は、雨音のダンスの名残のようでも、ダンスで流した汗のようでもあり、ぷっくりとした膨らみが増す度に、そして刻々と移りゆく空のグラデーションを見るたびに、藤平先…
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魯卿あん便り~陶の字額

1904年、魯山人先生は21歳の時に「大日本書道展」に隷書「千字文」を初出品し一等賞を獲得するなど、早くから書に才能を発揮していた。1912年には中国、満州各地を巡り、上海にて中国書画の大家である呉昌碩に感銘を受け、帰国後、書道塾を営む傍ら、長浜の紙文具商、河路豊吉らと知遇を得て、食客としての生活が始まっていくこととなる。 この作品は…
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「鵜の目 鷹の目」 涼やかな染付の器 岩永浩展

長い梅雨で、気分もどんよりしてしまいますが、可愛らしい朝顔にいくらか癒されている今日この頃です。 今週は、有田の岩永浩展を開催しております。清涼感のある染付の器を多数展示。今回は、鉢や向付、酒器などの他に、小皿、珍味入、飯碗などもつくって戴きました。 丸文山水図輪花七寸鉢 花唐草輪花高台向付 芙蓉手…
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夏の食卓にむけて…  【染付 岩永浩展】より

東京は折角の連休も生憎の雨模様。7月も半ばですが、梅雨の長雨のまま冷夏となるのでしょうか。しぶや黒田陶苑ではそんなお天気を呉須の青が気持ちよく払いのけてくれるような、岩永浩先生の個展を行っております。 当苑では2014年から個展でのご紹介を初めている岩永浩先生。その回を重ねる毎にお客様も多くお越し戴いております。皆さんおっしゃるのは「…
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ヘッドライナー

雨を口実に雨天順延のあれこれ。土の表面がカチカチの鉢の植え替え。どうせきれいにしても・・・と埃でコーティングされた車の洗車。そして庭の芝刈り。窓から見て驚いた。芝生の間からキノコがいくつも育っている。しかも、幾種類か色が違って見える。空のご機嫌が損なわないことを願いつつ、さぼり癖の付いた気持ちに軽く鞭打ち、芝刈り機を引っ張り出した。シメ…
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陶房の風をきく ~染付 岩永浩 展

当苑での個展は4回目になる岩永先生。今回は主に向付をいろいろ、形、デザインと多種多様に作り、届けてくださっています。 先生の中でも向付を作るのは一番好き、だそう。絵だけでなく、轆轤も大好きだとおっしゃり、小物であれ、丸いものだけではなく、押したり、ひねったり、型打ちしたり、といろいろされたようです。 そこで、展示を前に先生にお話を伺…
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魯卿あん便り

夜からと聞いていたのに、早めに降り始め、空気を潤してくれた雨。 鬱陶しい日々が続きますが、6月よりもその雨に慣れてきたのか、愉しめるようになっているのに気が付きます。 本日魯卿あんでは、紫と白の桔梗が床の間を彩っております。 北大路魯山人 伊賀釉花入 棟方志功 観お花:桔梗、ホシダ こちらの伊賀釉…
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『染付 岩永浩展』 ~作品紹介~

重たい雲の向こうに太陽が姿を隠して、だいぶ経ちます。今年は例年よりも梅雨が長くなるそうですね。日々、太陽が恋しくてなりません。さて、今週の金曜日からは『染付 岩永浩展』が始まります。この梅雨時期の太陽のように、しばらくお会いしないと何だかムズムズと会って、一緒に愉しいお話をさせて戴きたくなる先生のおひとり。そんな先生の展示会は、先生のお…
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魯卿あん便り~染付で魅せる竹林

魯山人は大雅堂美術店の2階で始めた「美食倶楽部」で使用する器を制作するため、大正12年山代温泉の須田靑華の窯を訪れ、染付や色絵の技術を習得する。自ら制作した器は関東大震災で失った美食倶楽部に代わり「星岡茶寮」においても活かされた。当時は職人に指示をし轆轤を挽かせ自分の思う形をまず作らせる。口づくりと生乾き後の高台の削りなどは自ら行った。…
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旧きと新しき

それを受け取った途端、じんわり懐かしい思いでいっぱいになった。自分で焼いたというクッキーを彼女らしく、こちらが気を遣わないようにと帰り際にサッと差し出した。紙袋の中に白い紙の袋の中に入って、「ほんの少しだけ。お茶の時に食べて。」と、控えめな言い方が嬉しくて帰途につく歩みが心持ち速くなった。 『備前細工物のこれから -土で紡ぐ物語』の初…
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陶房の風をきく ~備前細工物のこれから -土が紡ぐ物語-

今回、島村光先生と細工物を手掛ける作家さん14名による細工物展を開催いたします。 島村先生は当苑で何度も個展をしていただいており、こちらの皆様での展示は岡山県内ではすでに3回発表の場があったそうですが、東京では初のお目見えとなります。 そこで、開催に向けて、島村先生と皆様に少しずつではありますがお話を…
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『備前細工物のこれから -土で紡ぐ物語-』 ~作品紹介~

この度、しぶや黒田陶苑さんのご好意で「備前細工物のこれから」展を開催させていただくことになりました。 このところ備前では若い陶工の皆さんが本気で細工物に取り組んでおります。 六古窯やその周辺においても細工物(フィギュア感覚)の作品も多く作られています。 息を止めての箆による手仕事の数々を楽しんで戴ければ幸いです。 島村光 …
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魯卿あん便り・・・小さな~

雨です。 雨の季節で当然と言えば当然ですが、湿度の割合が高いと身体の中の湿気の度合いも高くなるのか、重くだるく感じ、気分爽快とはいきません。 そんな天気のなかをお客様がいらして下さると、前屈みの気持ちと姿勢が真っすぐとなる気がします。 雨の止んだ切れ目を外に出て、お店の外観を写しました。 車が続いて通り、看板…
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「鵜の目 鷹の目」 お陰様での おいしいうつわ

湿気がおおく、空気が重く感じられる今日この頃でございます。 梅雨明けは、いつごろでしょうか。 今週は「おいしいうつわ」を開催しております。 この展示会も何度目になるのでしょうか。 普段の現代作家の個展などになると、大抵は作り手の目線で厳選した器が展示になりますが、 使い手や受け手側に近い感覚で選んだ器の展示会が、この「おい…
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素材の力 

素材の持つ味を生かす。それは料理もやきものも同じです。 いつでも、どこでも同じものが食べられる。それは「便利」ではありますが、「豊か」であるかは分かりません。兎角甘味や旨味ばかりが強調される昨今ですが、苦みやえぐみ、酸味や辛み、自然の素材自身が本来持っている味はより複雑なもの。季節や土地によって異なる味こそが食の豊かさであるならば、や…
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心の薬

「あれが食べたい!」と無性に特定の物を食べたくなる時がある。疲れていようが、時間がなかろうが、お構いなしにやって来るから困ったもの。時間に余裕がある時でいいものを脳の指令が、もはや後戻りできない。 昨夜がまさにそんな時だった。テレビのCMでこんがり焼きあがった餃子を目にして気持ちがグッと傾いてしまった。それも、冷凍食品や出来合いのでは…
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魯卿あん便り

今年は梅雨らしく雨が良く降ります。 明日からもまた、雨が続くようですが、美しいものを見て暫し心のざわめきを鎮めたいものです。 ここ京橋店『魯卿あん』も静かに営業いたしております。 北大路魯山人 銀三彩櫛目文壷 / 棟方志功 観 お花:紫陽花 / ヒオウギズイセン / コボウズオトギリ銀彩を施した上に、この時期の雨のよ…
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『おいしいうつわ』 ~作品紹介~

庭の片隅のプランターに、小さな“MY農園”を作って愉しんでいる今日この頃。 真っ白の小蕪や、赤いラディッシュ、小松菜やクレソン、モロヘイヤ等が並んでいます。 小さいスペースながら、いっちょ前に一人食べるには充分なほどの量が収穫できるのですが、芽が出始めると毎朝出かける前に水やりと、虫たちとの睨めっこに大忙しとなります。 柔らかな葉…
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