和顔愛語

ポストを覗いて、もう来たか!1通目はクリスマス・ケーキのカタログ。翌日には、クリスマスのデコレーションの案内状。10月に入った途端、待ちかねたように12月のクリスマスシーズンのお知らせが届き始めた。例年、こんなに早かったかなと思いながら買い物に行けば、クリスマスを飛び越して、「おせちの予約」のポスター。年々前倒しになっているような気がするのは自分だけだろうか。

浜本先生の個展の季節が巡ってきました。『唐津 浜本洋好展』本日より、スタートです。今年も浜本先生のご在廊はかないませんでしたが、多くの作品をお作りくださいました。先生の個展に必ずいらっしゃるお客様も、どれにしようかと悩ましい選択に迫られることでしょう。どうぞ、お近くにお越しの際はお運びください。

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酒器の棚。ショーケースの中にも酒器を展示しております。

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お茶碗のショーケースはこちら。

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使い勝手の良さそうなお湯呑も、形を変えて色々な種類お作りくださいました。

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左: S70  朝鮮唐津湯呑 / 右: S15  朝鮮唐津大湯呑

少し大振りなお湯呑もお作りくださいました。

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S59  朝鮮唐津大徳利


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S49 斑唐津ビールカップ


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左: S56 /  右: S57 斑唐津片口

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浜本先生のこの手の片口は見るたびに愛らしく、正面からも写してみました。


今週の花

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軸: 柳宗悦

花器: 斑唐津花入

花: マンサク・小菊

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マンサク

春を知らせるように咲くマンサクの花ですが、秋は色付く葉が美しいもの。

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マンサクの足元には野に咲くような小花の白い菊を。


浜本先生、御年83歳。店内に展示された作品を見ている限り、年齢は想像できない。今年も、新しい感じの器を制作していらして目にも新鮮に映る。何よりずらりと並んだ作品は、相当なエネルギーを費やした証。先生の斑唐津の美しさは、いつ見ても飽きの来ないものだ。妥協しない土作り、こだわりの藁灰釉、焼成の焔のコントロールが難しい割竹式登窯での高温の焼成。そのどれかひとつ欠けても、浜本先生の深遠な斑唐津は生み出せないだろう。手間を惜しまない先生の作陶は、ご自身への甘えの排除も不可欠なはず。

学生時代にラグビーをされていた先生は、前回お会いした時にも実に姿勢が良く無駄な贅肉のない体つきでいらして感心した。と同時に、精神も鍛錬された強固なものをお持ちなのだろうと想像した。が、ご本人は、いたって謙虚で気持ちが解れるような唐津の言葉で冗談交じりにお話しになる。まさに、「和顔愛語」を体現されているようだと、いつも思う。 


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