夏のお供に ~備前のうつわ~
段々と夏に近づくにつれビールがおいしい季節となって参りました。
かの魯山人先生はキリンビールの、しかも小瓶をこよなく愛していました。小瓶だったのは最もおいしいと感じられる冷たさのまま飲み干せるからだそうで、晩酌となると冷蔵庫から出してきて召し上がっていました。
そのようなわけで今回はビールにうってつけの器たちのご紹介。
かの魯山人先生はキリンビールの、しかも小瓶をこよなく愛していました。小瓶だったのは最もおいしいと感じられる冷たさのまま飲み干せるからだそうで、晩酌となると冷蔵庫から出してきて召し上がっていました。
そのようなわけで今回はビールにうってつけの器たちのご紹介。
やはりお勧めは備前。無釉の焼き締めですので、水で濡らしただけでも土肌が変わります。冷たいビールなどを注ぐと外の側面に露ができて、これが滴る様子を見ているだけで涼しげな気分になります。お酒のよいお供です。
まずは隠﨑先生の麦酒坏。
混淆土で創られた作品は各所にマーブル状の文様を見せていて、その上に架けられた緋襷とも相まって
抽象的な趣を感じさせてくれます。内側は実用を考え、釉が掛けられています。
抽象的な趣を感じさせてくれます。内側は実用を考え、釉が掛けられています。
<隠﨑隆一 麦酒坏 共箱 / KAKUREZAKI Ryuichi - Beer cup, Bizen>
7.5 / 7.1 / H11.1cm
<隠﨑隆一 麦酒坏 共箱 / KAKUREZAKI Ryuichi - Beer cup, Bizen>
7.3 / 7.0 / H11.2cm
使われるときは事前にうつわを冷凍庫などに入れておいて、ビールを呑むとなったら取り出してきて、水にさっとくぐらせてから戴くと格別ですね。もう一点ご紹介致します。
金重愫先生の備前、これは湯呑として発表されたものですが、背丈があるのでビールを戴いても粋なものです。
上の部分を少しすぼめてますが、これによって注いだ時に泡が上手く納まるのもいいですね。
内側見込の部分も細かな胡麻が絶妙なアクセントになっています。
上の部分を少しすぼめてますが、これによって注いだ時に泡が上手く納まるのもいいですね。
内側見込の部分も細かな胡麻が絶妙なアクセントになっています。
<金重愫 備前湯呑 / KANESHIGE Makoto - Cup, Bizen>
7.1 / H10.6cm
おうち時間の独酌を作家たち渾身のうつわで戴けば、お酒をいただく愉しみもまたひとしおです。
作品につきましてはこちらからお問合せ下さいませ。
(申)
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