魯卿あん便り~知足心自平

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3度目となる緊急事態宣言が4都府県に発令され、遅々として終わることのない新型コロナウイルス禍の中、人々の思惑やエゴが顕在化していく様を報道などで垣間見るのは、何とも歯がゆい気分になります。
そのようなときに私が思い起こすのは良寛上人の「何物にも煩わされず、何物も煩わせず」という考えであります。詩中の「足るを知らば心自ら平らかなり」は本当に必要な事は何かを見極めれば、「心平らかなり」、すなわち平静を保つことになるということの意で、自らさえよければよいという陥りがちな気持ちを抑え、日本人皆が一丸となって協力し合うことこそが、この災厄を一刻も早く解決する近道であるというメッセージを、良寛上人が今に説いているように思われてくるのです。

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方外君莫羨
知足心自平   
誰知青山裡
不有虎与狼

方外 君羨む莫れ
足るを知らば心自ら平らかなり
誰か知らん 青山裡(うら)
虎と狼有らざるを

方外は世俗を離れた境地のこと

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良寛上人の生きざまに憧憬と尊崇の念を抱いていた魯山人先生。詩の一説を写した自らの作品を遺しておられます。
良寛の筆致に寄せて、たっぷりの銀泥や金泥でもってたっぷりと書かれています。

作品:北大路魯山人 良寛詩筆筒 陶々菴箱
(申)

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