ひねもす

洗車したばかりの車のボンネット、翌日見ると膜で覆われたようになっている。ははあ、これが10年振りという黄砂の正体。洗ったばかりなのに、洗ってないように見えるのでは車に気の毒で、サッと水で流して拭いて。こんなことなら出掛ける直前に洗えば1回で済むけれどと思いながら、やはり汚れていると思うと洗ってしまうのである。

さて、本日より『唐津 丸田宗彦展』が始まりました。丸田先生が黄砂ではなく、作品の数々を唐津より届けてくださいました。作陶40周年でいらした昨年はオンライン展示会でしたので、殊の外先生のご在廊が嬉しく思えます。

第一部:酒器・食器 416日(金)~20日(火)

第二部:壺・茶碗  423日(金)~27日(火)

2週にわたって開催しますので、是非ご都合の良い日にお運びください。

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ご覧の通り、今年も丸田先生、多種の作品をお作りくださいました。

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こちらは銘々皿揃の棚。


どれにしようか迷ってしまうほど素敵な向付の数々が並びます。

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148  粉引唐津輪花向付揃

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149 粉引唐津四方向付揃

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157 絵唐津輪花向付揃

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147 粉引唐津沓向付揃

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152 粉引唐津沓向付揃

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左:167 朝鮮唐津長方皿揃    右: 153 粉引唐津長方皿揃

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66 朝鮮唐津丸陶箱

今週の花

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軸: 加藤唐九郎 「酔々」
花器: 2(図3)朝鮮唐津耳付花入
花: トキシャクヤク・虫狩

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虫狩

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トキシャクヤク

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花器: 3(図6)朝鮮唐津梅瓶
花: 黒蝋梅(クロロウバイ)・都忘れ

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黒蝋梅(クロロウバイ)

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都忘れ

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花器: 5(図7)斑唐津壷
花: 白雲木・椿 内川

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白雲木

新枝の表皮が剥がれやすい特徴があり、飾っている枝も少しめくれています。葉は直径20cm近くにもなるそうです。

丸田先生の朝鮮唐津の黒釉と藁灰の白釉の描きだす抽象画のような作品。素地に奔放な筆の踊る絵唐津。斑唐津の温かみ、白化粧の粉引・・・。それぞれが、全く異なった雰囲気で実に魅力的。

春の海

ひねもすのたり

のたりかな

と蕪村が詠んだが、ひねもす…1日中眺めていても飽きない気がする。それは、もちろん先生の作品の素晴しさが吸引力となっているには違いないのだが、酒器にしても食器にしても、使い方の想像が寄せては返す波のように続くから。

以前求めた木の葉型の皿。テーブルにいつも果物をかごに盛っているのだが、レモンが転がり落ちて、たまたま置いてあったそれに、うまい具合に収まった。小舟に乗っているように見えて、そのまま飾って楽しんだ。また、あるお客様は輪挿しに出来るような花入れをお探しにいらして、ちょうどいいと先生の徳利を気に入って求められた。自分は、先生の汲出しに短くなった花を挿して楽しんでいる。こんな風に、作品との意外な相性を考えるとキリがなくなる。やはり、ひねもすのたりの句はピッタリに思えてくる。

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