啓示

今日はクリスマス。でも、いつものようなお祭りムードとは、ちょっと違う。年明けからのコロナ禍のため、集まること自体が自粛。なるべく家で家族あるいは近しい人と過ごしましょうという感じ。ご病気で苦しんでいる方々や、医療に携わっている方々の大変さや苦しみを思う時をもつことも、大切なのではないだろうか。『ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展』は22…

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余白わずか……  

早いもので、最後の企画展も終えて、最後の数日となりました。今年は、本当に怒涛の如く、落ち着く間もなく過ぎ去っていった感じが致します。そして、こんな状況の中でもご来苑くださったお客様、また、手探り状態で始めたオンライン展示を利用して下さった多くのお客様に日々勇気づけられて過ごすことが出来ましたこと、心から感謝申し上げます。 当苑は202…

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【ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展】最終日~加守田作品

当苑では本日まで『ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展』を開催しております。年に1,2回、現在の陶芸界の礎を作られた昭和陶芸の巨匠作家の逸品を展示する企画展になっております。今回の展示では特に加守田章二先生の作品を多く出品致しております。灰釉系統の仕事を終え、1967年に手掛けられた一見土器のようにも見える酸化文作品をはじめとし、炻器…

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魯卿あん便り 〜陶陽先生の備前花入

現在しぶや店では年末最後の展示会【ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展】を開催しております。当ブログやInstagramでも何度かご紹介している金重陶陽先生の「備前三角花入」ですが、当京橋 魯卿あんでも、同じく陶陽先生の「備前花入」が飾られております。どちらも味わい深く、作品からは湧き出てくるような存在感。せっかくの機会ですので、…

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「鵜の目 鷹の目」加守田先生と栗木先生

令和弐年も残り僅かとなりました。皆様、お忙しくお過ごしのことと存じます。このコロナ禍の中、本年も大変お世話になりまして、心より御礼申し上げます。只今、開催中の「ひとりたのしむ 昭和陶藝逸品展」を今年の展示の締めくくりとさせて戴きます。 2021年も、現代作家新作個展やいろいろな企画を開催させて戴く予定でおります。今後共、どうぞ、宜しく…

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雅な…

手紙を出しに、いつものポストへ。ところが、どこか感じが違う。場所は当然同じだし、色も突然青に塗り替えられたなんてことでもない。違和感を覚えたのは、郵便物を投函するポストの口ともいうべきところだった。普段なら、向かって左側が葉書や封書用。右側が、大型郵便物用と分けてあるのに、今目の前にするポストは、左側が年賀状用。右側の大型郵便物の方が普…

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【ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展】~2週目 作品紹介~

ここ東京渋谷も、見るたびにお庭の紅葉が赤く色づいて、華やかになってきました。 また、店内には先週金曜日に引き続き【ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展】と題し、様々な巨匠の先生方に作品が色付く木の葉のように個性を持って並んでいます。 本日も、ほんの少しですが作品のご紹介をさせて戴きます。 20:加守田章二  一九七五 彩…

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【ひとりたのしむ 昭和巨匠陶芸逸品展より】

二週に渡ってお送りしております、ひとりたのしむ 昭和巨匠陶芸逸品展。今回も加守田先生、八木先生などをはじめ昭和巨匠の先生方の作品を展示しております。中でも岡部嶺男先生の作品は、卓越した技術・芸術論に裏打ちされた絶妙な造形による特有の空気感が醸し出されているような印象を受けます。先生の特筆すべき点は灰釉の表現を一貫して追求された点にありま…

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魯卿あん便り…色鮮やかにはじける露玉

戦後、備前をはじめ焼き締め陶に力を注がれた魯山人先生。不出来な作品をも名品へと再生させた銀彩技法は画期的なものであった。料理に於いて食材を工夫して余すところなく使い切る精神を作陶にも生かしている。木の葉をモチーフにした作品は向付などの数モノから本作のような大きい一点物まで、幅広く作られている。自然美を愛されていた魯山人先生らしい作品…

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やきしめる  『昭和巨匠陶藝逸品展』より

「やきしめ」という言葉は勿論「焼き締める」という動詞からであろうが、その状態を端的に表した言葉だとやきしめを見る度に思う。陶芸であるから当然に炎で焼いているのだが、ただ漫然と火の中にあれば良いのではない。柔らかな、強く押せば形が変化するような土が、炎によって硬く「焼き締まる」のである。 日本のやきしめの代表格とも言える備前焼。その名品と…

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「鵜の目 鷹の目」締めくくりの巨匠展 ~凄みのある岡部作品~

12月も半ば、落ち葉がたまる季節…子供の頃、焚き火して、さつま芋を焼いて食べたことが思い出されます。お手伝いのご褒美みたいな感じですね。 さて、今週は、年内の締めくくりとして、「ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展」を開催しております。その中から、岡部嶺男先生の作品をご紹介いたします。 灰釉壷 …

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そぞろ神

フックが落ちるほど分厚かったカレンダーも、最後の一枚となって、風が吹くと頼りなげにめくれる。とは言うものの、まだ首をすくめるほどの木枯らしの日もないし、少し間延びしたような冬。マスクも今年は春夏秋冬通しての必須アイテムとなって、冬になると増えだすマスク姿が季節感の象徴でもない。それでもニットやボアを貼った暖かそうな素材のマスクをしている…

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【ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展】 ~作品紹介~

先日、とある大物の歌手の方がこんなことを仰っていました。最近の若者は歌詞を見過ぎだ!今は何でもすぐ調べられる時代だけど、おれ達が若かった頃は洋楽の歌詞も解らないまま聞いていた。その分、一音も逃さないように聴いて、感じて、歌詞なんか分からなくても、音楽そのものの素晴らしさってのは判ったものですよ。なるほど……、これは音楽に限らず、どんな分…

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魯卿あん便り 〜常設:魯山人作品

花入:金重陶陽備前花入 花:白玉椿蝋梅 ◇◇◇ 夕方になるとキュッと肌が縮むような冷えた空気が入り込んでくるこの頃です。相変わらず京橋 魯卿あんのおもての通りはサラリーマンが行き交っていますが、旅行者たちの姿は少ないままです。時々、中国語などが聞こえてくると、ふと時だけが超えたような気がしたりします。コロナ前どころか、大正…

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「鵜の目 鷹の目」優しくて あたたかな 漆ノ器

あちらこちら街中では、可愛いクリスマスの装いになってきました。あっという間に、そんな季節になりました。 お料理さんでもご家庭でもお使い戴ける「優しくて、あたたかい」質感とフォルムの漆器。今週は、漆ノ器 太田修嗣展を開催しております。 輪花台盆 栗 八方刀痕台浅鉢 栗 根来椀 欅 と 木地溜椀 欅 洗朱根来片口 と 盃 …

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『漆ノ器 太田修嗣展』生命を感じるうつわ

段々と冬の寒さになりつつある今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。毎年恒例の太田先生の個展を金曜日から開催しております。太田先生は原木の選定、轆轤やカンナなどの道具を用いた木地作り、漆を塗るに至るまでの全工程をお一人でなされています。そのため、一つ一つの作品を見ると漆の繊細な塗り重ねの様や、木地のもつ生命力を存分に作品作りに生かさ…

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一咫半 ひとあしはん

マイバッグが浸透してきて、思い思いのものを持っていて、見て楽しい。時々ハッとするような個性的なのを見かけるが、とある雑貨や家具を扱う量販店での店内で品物を入れるためのかなり大きいバッグを肩から掛けている男性がいた。店名の入ったそれは、店で商品を入れ、レジで精算すると返却するという使い方しかしたことがなかったので、町なかで見た時は目立って…

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陶房の風をきく~漆ノ器 太田修嗣展

明日より太田先生の個展が始まります。 それまでバタバタ駆け抜けて来た1年も、12月になり、太田先生の漆の器を見るとすっと…ゆっくりとした時間が流れます。それは木の持つ自然の息遣いを感じる器だからにほかなりません。 今回も、展示会を迎えるにあたって、先生にお話を伺いました。 ◆木が重ねた年月を削り出すこと DMに載っている…

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【漆芸 太田修嗣展】 ~作品紹介~

早くも12月に突入しました。あとは一気に駆け足で通り抜けていく感じでしょうか。換気のために開ける窓からは、背筋が通るような冷たい風が通り抜けます。しかし、少し体を動かすとまだまだ体がポカポカと温まって来ます。お休みの日に庭いじりをしている時は、時折休憩がてら大きめの樹に寄りかかって空を見上げたりして休憩します。背中に当たる木肌は、どっし…

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魯卿あん便り〜本日のお花

昨日の満月をご覧になられたでしょうか?11月の満月は、北米ではビーバーが冬支度を始める季節という意味でビーバームーン、またはそろそろ霜が降りる頃・・・という意味でフロストムーンなどと呼ばれるようです。 もう「朔日」だというのに、お月様は満月・・・昨日は特に、月面から見て部分日食が起こっている状態の「半影月食」だということで、お仕事後の…

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