さけのうつわ ~秋来ぬと目にはさやかに見えねども

毎日毎日暑い日が続く、東京・渋谷です。
とはいえ、立秋も過ぎ、暦の上では秋が始まっています。
近頃は暑いながらも、空高く、雲も徐々に秋の空を思わせるようになってきました。

この季節になると、お酒屋さんでは「冷やおろし」「秋あがり」の日本酒が店頭に並びます。秋は食材も美味しいものがたくさん出回って来ますので、私も含め、呑んべぇには堪らない季節ですね。

新型コロナウイルス感染拡大の影響があちらこちらに出ているという現実もありますが、やはり旬のものをいただくことで、五感から元気になりたいものです。




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北大路魯山人
右)そめつけ徳里 二
共箱
¥1,500,000-(税込)

左)赤志野ぐいのみ
陶々庵箱
¥850,000-(税込)

手前)木の葉小向 五
共箱
¥1,200,000-(税込)



ちょっとここで1つ。

ご存じない方もおられるかもしれませんが、お料理屋さんに行くとお箸やお椀の蓋が濡れていることがあります。

これは、木製のお箸に味が染み込んでしまうことや、食材が張り付いて食べづらくなることを防ぐ目的であえて濡らしています。何より、心を込めてお出迎えしています。というお店側の気持ちの表れなのです。

お箸は濡らしてもすぐに乾いてしまうので、予約時間の前にきちんとお客様のことを思いながらお箸を濡らして準備します。開店最初から置きっぱなしでは出来ない心配りです。

また、お椀の蓋も同様に、“ふたをしていますがちゃんと入っています。お椀(盛付)の正面はここですよ。”という意味と、これもお客様のために温かいものを温かく用意しました、というもてなしの心なのです。

あえて言葉に出さず、細かな気遣いをするところに、日本の美しいもてなしの心を感じます。

ですので、濡れていても、拭き忘れ?なんて思わないでくださいね。

今宵はどんなあてで呑みましょうか。キリッと冷やした秋の酒…さんまの脂とよく合いそうです。



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さて、しぶや黒田陶苑では、来週金曜より、いよいよ「備前とくり、唐津くい呑 双頭ノ酒器展】が始まります。どうぞお愉しみに。
https://www.kurodatoen.co.jp/exhibition/20200904-0908/



【双頭ノ酒器展】
開催期間:2020年9月4日(金) ~ 2020年9月8日(火)

Exhibition of Bizen Tokuri & Karatsu Guinomi
Exhibition : September 4 to September 8, 2020




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(恭)


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