火球

昨日午前2時32分ごろ、関東上空に火球が流れたというニュースに火の玉?と思わず二度見した画面。巨大な流れ星のことと分かったものの、明るさが普通の流れ星の100倍ほどもあると聞けば、どれほどの光だったのかと気になる。火球が破裂した音も聞こえたというから、大きさもかなりのものに違いない。映像でなく実際に見ていたら、その迫力を直に感じられただろう。

「ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展」会期を延長して77日までとなりました。是非この機会に巨匠の先生方の作品をご覧ください。きっと、心に留まる作品が見つかるはずです。


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普段より、少し照明を落としておりますので、店内はひんやりと感じられるかもしれません。

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三輪休和先生・十一代 三輪休雪先生の作品はショーケースに。

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黒田辰秋先生のコーナーはこちら。
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鈴木藏先生のコーナー。


今週の花

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軸: 柳宗悦 美之法門  濱田庄司箱
花器: 河井寛次郎 呉須泥刷毛目扁壷 つね箱
花: ブルーベリー

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まだ青いブルーベリーの実はこの時期、すがすがしさを感じます。


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花入:川喜田半泥子 竹花入 銘 其まま
花: ドウダンツツジ・ナデシコ

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春にスズランに似た花を咲かせるドウダンツツジの枝とナデシコを取合せました。一瞬、涼やかな風が吹いてきそうな気がします。


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花入:金重陶陽 備前擂座花入 14.2 / H26.4㎝ 共箱
花: ナツハゼ・ベニバナ

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こちらも秋には、見事に紅葉するハゼの夏の青々とした枝を。花はベニバナ。染料に用いられますが、花自身が美しいものです。

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今回豪快な皿などの作品を展示している鈴木藏先生。桃山時代の名品を研究し、ガス窯で試験を重ねて、薪窯でなければ良い志野は造れないという既成概念を払拭し、現代のエネルギーの持つ力を理解し肯定する。薪窯のように焼成時の偶然性を期待するのではなく、それをできる限り排除し、自らの創意を込めた作陶を目指して来られた。その中から見出された新たな可能性を追求して作品に生かすことで、これまでにない新しい志野を次々に生み出して来られた。

昨日の火球にせよ、そして何より現在、全世界に広がっている新型コロナウィルスの脅威。どちらも人間の想像力を超越した存在。形は異なっても、太古の時代から人間にとっての脅威であったに違いない。それらのものに対して、ただ恐れおののくのではなく、我々人間がすべてのものに対して玉座に君臨する存在でないことを今一度認識し、新しい可能性や共存を見出していくことが大切なのではないだろうか。

鈴木藏先生の創作の精神を窺い知る作品から、そんなことを強く感じたのである。


(藤)


「ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展」会期を延長して、京橋「魯卿あん」においても77日まで開催しております。

どうぞ、お運びくださいませ。


【ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展】

2020622() 202077()  11:00 19:00

於:魯卿あん (京橋店)

https://www.kurodatoen.co.jp/exhibition/20200622/


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