北欧モダニズムの器たち ベルント・フリーベリとオレフォス・ガラス

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繊細で優美な曲線と、複雑で幅広い釉薬…。スウェーデンを代表する陶芸家「ベルント・フリーベリ」(Berndt Friberg・1899-1981)を二週に渡りご紹介致します。

轆轤職人としてそのキャリアを始めたフリーベリは、35歳の時にスウェーデン最大級の製陶所「グスタフスベリ製陶所」へ入所。北欧工芸の父とも称される「ウェルヘルム・コ―ゲ」(Wilhelm Kage・1889-1960)の下、轆轤師として、そして芸術家としてのキャリアを確かなものへとして行きます。更にはコーゲが社内で発足させた「G-Studio」のメンバーにも参加、潤沢な設備と資材を利用できたこともあり、数多くの作品を発表していました。

長年追い求めた理想の器形を何度も繰り返し作り、その造形は次第に研ぎ澄まされたものに変化していきます。また大きな特徴とも言える膨大な研究から生み出された釉薬は、驚くほどに複雑な色彩、表情を見せてくれます。特に天目に見られるような「禾目」に似た細い縦状の筋や、彩度の落ち着いた色調は東洋のやきものに親しんだ我々にもすっと馴染むものです。


本国スウェーデンでは鑑賞用のアートピースとして飾られているフリーベリ作品ですが、「見立て」として茶碗や酒盃、に使うのも愉しいもの。
小振りな碗は茶箱の茶碗にも、洋間で戴く茶碗としてもピッタリではないでしょうか。

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No.48 ベルント・フリーベリ  鉢   詳細はこちら


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No.107 ベルント・フリーベリ 花器



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No.54 ベルント・フリーベリ 鉢   詳細はこちら



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上から時計回りに) No.132 No.6 No114
ベルント・フリーベリ 花器



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No.7 ベルント・フリーベリ 鉢   詳細はこちら

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No.8 ベルント・フリーベリ 小鉢   詳細はこちら


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No.5 ベルント・フリーベリ 花器   詳細はこちら


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No.109 ベルント・フリーベリ 花器

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上から時計回りに) No.93 No.94 No.95
ベルント・フリーベリ 花器




今回はベルント・フリーベリの作品に加え、ガラス工房「オレフォス(Orrefors)」の作品もご紹介致します。1726年に創業したオレフォスは1930年代以降、画家や彫刻家をデザイナーとして起用することで、実用品を作るガラス工房から、独創的な造形と革新的な技法により、北欧モダニズムデザインを体現するようなアートガラス作品を次々に発表してきました。今回は「エドヴィン・エールシュトレム(Edvin Öhrström)」や「エドワルド・ハルド(Edward Hald)」、そして「インゲボルグ・ルンディン(Ingeborg Lundin)」、といった黄金期のオレフォス工房を支えた作家の逸品を展示致します。

涼やかさだけではなく、重厚さも兼ね備えた北欧モダニズムのガラス達。有機的なフォルムと斬新な技法による豊かな表現は、今もなお世界中のファンに愛されています。日本国内ではまだまだご覧戴く機会の少ない北欧の器たち。今回も「ギャラリー北欧器」さんにご協力を戴き、数多くの逸品をご紹介しております。オンライン展示会ページも随時作品を追加しながら更新していますので、併せてご高覧戴けましたら幸いです。

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No.34 スヴェン・パルムクヴィスト 花器   詳細はこちら

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No.12  インゲボルグ・ルンディン 花器   詳細はこちら


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No.29 エドヴィン・エールシュトレム 花器   詳細はこちら



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No.36 エドヴィン・エールシュトレム 鉢   詳細はこちら



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No.30 エドヴィン・エールシュトレム 花器   詳細はこちら


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会期は7月28日(23日定休)まで。皆様のご来苑を心よりお待ち申し上げております。






【北欧モダニズムの器たち ベルント・フリーベリとオレフォス・ガラス】
Exhibition of Berndt Friberg and Orrefors Glass
2020年7月17日(金) ~ 2020年7月28日(火) 休業日:23日(木)
11:00 - 19:00
於:しぶや黒田陶苑



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