【染付 岩永浩展】 岩永先生による解説 ~酒器特集~

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岩永先生の個展は本日が最終日となりました。
あいにくの雨ではございますが、渋谷にお立ち寄りの際は是非当苑にてご高覧ください。
ホームページの方でも展示作品をご覧戴けます。よろしくお願い致します。
本日も岩永先生から作品のご紹介が届いておりますので掲載させていただきます。

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No.46 山水図盃 – 1 / Sake cup with landscape design, sometsuke

https://www.kurodatoen.co.jp/exhibition_work/20200710-46/


22歳から6年半、我か師・金武自然先生に師事。

仕事上かりの8時から10時まで、3年間は毎日、その後は後輩の指導のお手伝いの傍ら、芥子園画伝を描き写した日々。

山水画を得意とされた師匠は、まずは木の枝から始まり、水墨画で掛け軸を描くまでを教えていただいた。

毎日、手本の模写の日々だった。

しかし師匠の絵はあまりにも凄く、越えるのは無理だと思い、基本を忠実に自分の絵を描く事に時間を使い、師匠もそれを見てて下さった。

陶芸家になろうと決めた時、この技法と古伊万里を融合させたら、自分なりの今伊万里が出来ないか?そう思って制作に没頭したが、食べれる町ではない事にすぐに気付いた。

今この山水の盃を見たら、僕の山水図になっているなあと、本当に思える。


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No.48 船人山水図盃 / Sake cup with man and landscape design, sometsuke

https://www.kurodatoen.co.jp/exhibition_work/20200710-48/


図案のヒントは、どこにでもあると言う師匠を見ていて、これは古い陶器の絵を自分流に変えた盃。

まだまだ、無限に広げて行きたい。


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No.60 双牡丹文六角ぐい吞 Sake cup with peony design, sometsuke

https://www.kurodatoen.co.jp/exhibition_work/20200710-60/


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No.58 山水花唐草文四方角ぐい吞 / Sake cup with landscape and floral arabesque design, sometsuke

https://www.kurodatoen.co.jp/exhibition_work/20200710-58/


轆轤型打ちしても、角が丸くなるので紐を貼り付け、仕上げで角を出した、四角と六角のぐい呑。


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No.42 青海波文片口 / Lipped bowl with wave design, Sometsuke

https://www.kurodatoen.co.jp/exhibition_work/20200710-42/


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No.44 山水図片口 / Lipped bowl with landscape design, Sometsuke

https://www.kurodatoen.co.jp/exhibition_work/20200710-44/


磁器は陶器と違い、立ち物は始めから薄く引き伸ばせない特性がある。

湯呑を大きめに轆轤引き、半乾きの柔らかい内に腰から上をゆる削り、これにも生酢を塗り指で縁を片口に、腰に二箇所窪みを。

絵付だけでなく、僕は轆轤師なんです(笑)

今回は、初の作品解説。

少しでも、作る過程や柄の経緯等、伝わったなら幸いです。

今日は個展最終日、よろしくお願いします


【染付 岩永浩展】は本日7月14日(火)が最終日でございます。

弊社ホームページにて出品作品がご覧いただけます。

https://www.kurodatoen.co.jp/exhibition/202007100714/



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