雨音 

ようやく梅雨らしい天候になったと思えば、ニュースでは警戒を促すような大雨の知らせ。渋谷でも昼過ぎには一時的に豪雨のような強い雨脚でした。庭の草木は一雨毎に気持ち良く背丈を伸ばしていきますが、人間にとっては少し憂鬱な時期でもあります。こんな天気の日はゆっくりと雨音を耳に、一服のお茶を楽しむのは如何でしょうか。 …

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魯卿あん便り…「魯山人と古美術」明日が最終日

今月1日から始まりました「魯山人と古美術」ですが、いよいよ明日が最終日となりました。営業再開から魯卿あんでは一回目の展示会でしたが、多くのお客様にご来店・作品をお求め戴きました。心より御礼申し上げます。ご遠方でお越しになることが難しいお客様もいらっしゃるかと存じます。当苑のブログやSNSで少しでも会場の雰囲気をお愉しみ戴けましたら幸いで…

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【ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品】~2週目~ 作品紹介

気付けばあと二日で今年の折り返し地点となりました。すっかり梅雨の雨と気だるい湿気に翻弄される毎日ですが、ふと夜空を見上げると、靄のかかった雲の向こうに思いがけず美しい細い細い三日月が見えたりして心洗われるような時を過ごしたりしました。 会場 さて、先週より開催しております【ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品】。今週も引続き展示しており…

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陶工房 斿の食事を美味しく演出するうつわたち

今日の常設のご紹介は「陶工房 斿」の日々の暮らしに使いやすい食器たちです。 備前の金重有邦先生の門下の・・・というと、敷居が高く手が出しづらいと思われそうですが、『用にあてる器』とおっしゃるだけあり、大きさといい、お値段といい、日常生活に使いやすい作品です。それでは作品のご紹介です。 掻き落とし飯茶碗(かぶら文)12.7 〜…

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三輪休和先生の萩~ひとりたのしむ昭和巨匠陶芸逸品展より

萩焼は15世紀に毛利氏が高麗茶碗を国内で作ろうと、朝鮮より渡来した陶工をもって御用窯を築いたのが始まりとされています。その中でも三輪家は京の楽一入と交流を図り、四代休雪など修業のため京都へ上るなど高麗茶碗の写しに留まらない今日の萩焼の礎を築いてきました。しかし明治期に入ると廃藩によって御用窯としての立場を失い、苦境に立たされてしまいます…

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魯卿あん便り~魯山人と古美術~

雨で色鮮やかになった樹々や草花の葉の緑は目にも清々しく映り、心も洗われるよう。我が家の半夏生も上の方の葉から徐々に白く色付きはじめ、まさに今の季節を感じます。京橋「魯卿あん」で1ヶ月にわたり開催しております『魯山人と古美術』展も、いよいよ来週の火曜日、6月30日までとなりました。長かったステイホームで、身体だけでなく気持ちも丸まってはい…

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「鵜の目 鷹の目」心を癒す美術品

梅雨の晴れ間に見る葉の露が、何とも清らかで美しく、すうっと心が癒されまいります。自粛が緩和され、生活のリズムが元に戻ってきていますが、制限のある中でのことですから、なかなかスッキリとはしません。そんな時、自然の美しさや美術の素晴らしさが、どことなく救ってくれているような…。 さて、今週は、「ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展」を開催し…

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美に触れる 『ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品』より

花:鉄線 No.2 川喜田半泥子先生 竹花入 銘 其まま   詳細はこちら 久し振りにお会いするお客様方のお顔を拝見する度に、少しずつ日常が戻っていることを実感し、嬉しく思います。ようやく美術館なども再開を始め、当苑にもその帰り道に寄って下さったというお客様もいらっしゃいました。「美術品」という言葉にすれば、美術館に赴き、ガラス…

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陶房の風をきく ~ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展

本日より始まりました『ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品展』。3週にわたってご紹介して参ります。 1週目は、河井寛次郎先生について見て参りたいと思います。 ●鐘渓窯と無名性鐘渓窯(しょうけいよう)とは、京都・五条坂にある河井寛次郎記念館に今も残される登り窯のこと。 清水六兵衛家ゆかりのこの窯を譲られた際、町名の鐘鋳(かねい)町と…

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【ひとりたのしむ 昭和巨匠陶藝逸品】 作品紹介

重い湿気を常に身に纏っているようなこの季節。年々とその湿気た重みが増しているように感じるのは、私だけでしょうか。 昨日は久々の晴れ間に嬉しくなって、朝から2回も洗濯機を回し、それだけで気分が良く過ごせました。幸せを感じるのは、案外小さな、何でもない事なのかもしれません。 さて当苑では、明日22日(月)より【ひとりたのしむ 昭和巨…

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夏を思って〜中野欽二郎先生

だんだんと人通りが多くなってきた渋谷の街。昨日と打って変わって暑い日差しに、半袖やサングラス、日傘を持った方も多く見られました。よくお越しくださるお客様のお顔を拝見したり、頻繁にやりとししてきた海外のお客様からのお便りに、ほっとして。だんだんと眩しくなる太陽に、未来を思う今日でした。 それでは本日も、涼やかな器のご紹介です。中野先…

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【唐津 矢野直人展】矢野先生による解説 ~思い出

先生の御在廊が叶わぬままに始まった、今回の【唐津 矢野直人展】。初日より、先生から作品に纏わる解説を戴き、こちらのブログでご紹介させて戴いてきました。 普段、ご遠方にお住まいでなかなか足を運んでご覧いただけないお客様。ご来苑戴いても、ゆっくりお時間を取れず、先生と直接お話をされたことがないお客様。先生の窯場に足を運ぶことなど普段できま…

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【唐津 矢野直人展】矢野先生による解説 ~窯焚き

今回、矢野先生がご在廊いただけないかわりに作品の解説やエピソードなどを伺い、こちらで毎日ご紹介しております。本日は窯焚きについてお話くださいました。 ~窯焚き~ 胴木間に火を入れ窯焚きを始めます。この窯は割竹式登り窯で胴木間、1の間、2の間、3の間、4の間まであります。胴木間を約12時間かけて焼物が焼ける1200〜1250度まで…

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魯卿あん便り~魯山人と古美術~

雨です。梅雨の最中なのですから当然なのですが、満タンの雨雲から暗い灰色の雨粒が次々と落ちてくると、気持ちまで重くなっていくようです。県外移動自粛要請も本日解除となりました。京橋 魯卿あんでの『魯山人と古美術』展も3週目に入りました。雨降りの日は出控えがちですが、どうぞ他では見られないような作品をご覧に、是非お運びください。気持ちが“晴れ…

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魯卿あん便り…【魯山人と古美術】開催致しております

6月も中旬になり街並みを見ていると徐々に人の行き来も増えてきているように感じます。だんだんと熱さを肌に感じる季節になっていく中、ここにきてマスクの息苦しさが気になり始めました。今年は一段と熱中症対策に気を付けねばなりませんね。京橋にお越しの際はどうぞ魯卿あんにて魯山人先生をはじめとする逸品をお愉しみください。 (観)No.21 北大…

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「鵜の目 鷹の目」本格派な矢野唐津

梅雨の晴れ間、雨も降ってもらわないと、とは思いつつも、やはり晴れの日はいいものですね。夏みたいな暑さですが。今週は、唐津の矢野直人展を開催しております。一年ぶりの展示ですが、益々、本格派の唐津になってきたと感じます。質実剛健のようでありながら、味わい深い唐津。矢野さんは、まだ40代。年を重ねて、どんな作り手になってゆくのか楽しみです。 …

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「育てる」やきもの 『唐津 矢野直人展』より

長雨の合間に真夏のような陽射し。仕方がないとはいえマスク姿はどうにも暑さに堪えられず、ここ数年の猛暑・酷暑を考えると少し憂鬱な心持になります。 そんな季節に心地よい涼風のような清々しい作品が唐津から届きました。『唐津 矢野直人展』。昨日15日よりいよいよ始まりました。 軸:柳宗悦先生 「黙」花入:矢野直人先生 唐津花入花:姫百合 半…

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【唐津 矢野直人展】矢野先生による作品解説

昨日より始まりました【唐津 矢野直人展】Exhibition of YANO Naoto。残念ながら先生のご在廊が叶いませんでした本年の展示会。この様な状況の中でも作品に込められた先生の思いをお伝えできればと思い、昨日から先生ご自身による作品解説を数点ずつですがご紹介させて戴いております。 本日は2作品についての先生の思いをご紹介させ…

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陶房の風をきく~ 唐津 矢野直人展

バタバタしているうちにあっという間に過ぎてゆく毎日。季節の巡りさえ、暑くなった、寒くなった、風が吹いた、雨が降った…そんな印象を追うだけ、ほとんど感じられないような忙しない日々です。 それでも、どなたにでもふと季節の巡りを感じる瞬間があるのではないでしょうか。それは天気や温度だったり、風の運ぶ香りだったり、そこそこで咲く花だったり。私…

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【唐津 矢野直人展】矢野先生による作品解説

本日より、しぶや黒田陶苑では【唐津 矢野直人展】Exhibition of YANO Naotoが始まります。それに伴い、当苑ウェブサイトでも本日正午よりオンライン展示会が公開されております。 先生がいつものように在廊することができない中でも、作品に込められた先生の思いをお伝えできればと思い、当ブログでは、会期中、矢野先生からの作…

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清き静けさ   唐津 矢野直人展  作品紹介

STAY HOMEが開けたと思ったら梅雨入り宣言。 長いSTAY HOME期間に見上げた空や景色は、普段よりも澄んで、空は高く澄み渡り、遠くに見える富士山もクッキリと毎日拝められました。そんなことで「世の中みんな、STAY HOMEしているんだな~」と実感をし、同時に、日々の我々の生活の中でどれだけ自然が汚されているのだろうと頭を…

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常設~岩永浩先生の染付

いよいよ梅雨入りをし重い湿度と気圧を跳ねのける元気を奮い立たせる季節がやって参りました。 毎年、梅干しを仕込むこの季節ですが、今年は梅の実の成りが良くなかったそうで、漬けるのをお休みしようかとも思いましたが、それでも「日常」を維持したく、今年も少しだけ購入した梅が届くのを待っているところです。 この季節には特に、愉しいことを待つ…

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しぶくろ便り~今月の展示会より

No.36 弥七田織部獅子香合https://www.kurodatoen.co.jp/exhibition_work/20200608-36/ 季節もだんだんと梅雨めいて、蒸し暑くなってくる時期となってまいりました。ふと気が付くと、今月が終われば今年も折り返しに入ることに今回の未曾有の事態でじっとしていた時間がとても口惜しく思わ…

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魯卿あん便り~魯山人と古美術~

ふと傘をさしている人といない人がいるなあと見ていると、急に雨粒が大きくなって、慌ててお店の傘立てを出しました。しばらくすると、いつの間にか止んでいる。と思ったら、また強く降り出す。気まぐれな天気の中に着々と梅雨前線の輪郭を描き始めている様子が感じられます。京橋の「魯卿あん」に会場を移して『魯山人と古美術』展が2週目に入りました。興味深い…

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「鵜の目 鷹の目」長野戸隠より小山智徳の織部来る

六月もまだ半ばですが、梅雨はどこへやら、夏のような暑さが数日続いております。新型コロナ感染の影響により、今月は、月曜日より展示会開催です。今週は、長野戸隠から小山智徳先生の織部作品が届いております。織部では、珍しい登窯での焼成で、長きにわたり、作陶。ユニークで愛らしい作風が、私たちを楽しませてくれています。 織部窯変水指 …

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緑・みどり・ミドリ 「織部 小山智徳展」より

これから梅雨、という時期ですがここ数日の東京は汗ばむ程の暑さ。久しぶりのお休みに近所の公園をマスクを外し散策していると、木々の緑の香りの強さに驚かされました。一口に「緑」と言っても葉の種類、光を透かしたもの、深い木立の奥のもの、さらには苔や羊歯など実に複雑なグラデーションを含んでいる自然の「緑」。そんな緑を見ていると必ず思い出すのが小山…

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陶房の風をきく ~織部 小山智徳展

ここ渋谷も少しずつ人が増えて来ているような気がしている今日この頃。新型ウイルスとの付き合いに、まだ上手い方法を見いだせない日が続いています。皆様はどんな毎日をお過ごしですか? 家にいる2ヶ月の間に、すっかり春を逃してしまったなぁと思っていたら、毎日蒸し暑く、すっかり初夏の陽気。今年は季節をどれだけ感じられるのだろうか・・・何年も経って…

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雨上がりの緑   織部 小山智徳展 作品紹介

昨日からの重くシットリとした空気と夜の大雨から一転、強い陽射しに照らされて緑の香りが立ち、夏が近づいてきていることを感じます。 さて、例年はまだ肌寒い日が残る4月の頭頃に展示会をお願いしております『小山智徳展』。予定をずらし、明日8日(月)から、やっと皆様にご覧戴けることとなりました。毎年先生の作品を見ると、春初めの命の誕生と、先生が…

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お知らせ【今後の展示会予定】

今朝のニュースを見ていると来週末には梅雨入りする地域もとの事でした。4月の緊急事態宣言から非日常的な生活を送る中、季節の事にまでなかなか気が回りませんでしたが、日に日に少しずつ増す蒸し暑さにようやく季節の変わり目を感じ始めました。6月に入り当苑でも営業を再開しだしましたが、今月は通常の営業日に変更がございます。今後の展示会と合わせて…

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魯卿あん便り~魯山人と古美術

その鋭敏で大胆な感性により数々の逸品を創られた魯山人先生。『名器を見て学ぶ態度を修業の第一としなくてはならぬ。これが私の作陶態度であることは言うまでもない。』の言葉通り、北鎌倉星岡窯の参考館には自身が蒐集した古陶磁を納め、古陶の内包するものを飽くなき探求心でもって自家薬籠中の物としました。特に中国明末、現在の広西省景徳鎮において作られた…

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点 …から線 _へ

6月に入りました。晴れた日が1日あると思うと、翌日からは雨、昼過ぎまで晴れていたのに急なにわか雨。梅雨の気配を匂わせるような天気が続いています。湿気をはらんだ空気は、心なしか身体にまとわりつくようで、マスク着用で動くと自分で上昇気流を起こしそうになります。ある日突然、梅雨入りしたとのニュースが流れるのも、そう遠くはないのかもしれません。…

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新たな始まり…… 京橋 魯卿あん【魯山人と古美術】作品紹介

自粛生活が過ぎ、気付けばもう6月。2020年が始まって、早くも折り返し地点が近づいています。お庭の紫陽花が花を開けば、それに呼応するように空が重みを持ち始め、雨が降り出します。昨日も、静かに雨が降り続きました。 さて、長らくお休みを戴いておりました、此処 京橋 魯卿あん も昨日6月1日より再開致しました。今回は、5月22日(金)より始…

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薫風と共に

海外のニュースと思い聞いていたことが、一日一日と速度を上げて自国の話題になり、やがて自分の問題と変わって行きました。溢れるような数の報道をじっと見つめながら過ごしたこの数か月は、あっという間に過ぎたような気もしますが、いまだに終息していないこと、そして過程であるということが時間の感覚をよく分からないものにしています。 本来であ…

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