魯卿あん便り~ 魯山人の自然礼讃

自然美を礼讃した魯山人先生。明治19年に養母に連れられ近所の大田神社の沢で咲き誇る紫の燕子花を見たことが、「美を意識する初めての体験」だったという。当時の洛北の豊かな自然に強い憧憬と畏敬の念を抱き、つぶさに観察し、その特異鋭敏な感性によって燕子花、楓、芒といったモチーフを作品に落とし込んだ。特に晩年の備前を使った木の葉をかたどった作品は…

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