『唐津 浜本洋好展』 ~作品紹介~

良く晴れた先週末のお休み、遠くから元気な子ども達の歓声が風に乗ってやってきました。
秋の大運動会……。夢中になったあの頃が懐かしくなりました。
その賑やかな声をBGMにお買い物。
見上げた透き通るような青空には、美しいいわし雲。
低気圧や前線が近づいているときに現れやすく、雨が近づいていることを知らせてくれる雲とも言われています。

さて、今週末の金曜日からはそんな美しい空を思わせる斑唐津でお馴染みの『唐津 浜本洋好展』が始まります。
天気予報は……いわし雲予報と同じく雨マーク。
ですが、予報通り雨が降っても先生の作品はシットリと愁いを帯びた美しさに見せてくれるに違いありません。
さて、御年81歳の浜本先生。
毎年精力的に沢山の作品をご用意下さいます。
今年も、新しいタイプの作品を含めて、沢山の作品をお送りくださいました。
では、早速一部ですが、作品のご紹介をさせて戴きます。

【茶碗】
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C16:朝鮮唐津沓形茶碗
いつも割とシンプルな形を作られる浜本先生ですが、動きのある、沓茶盌が出来上がってきました。

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C6:斑唐津茶碗
先生らしい澄んだ斑釉が流れます。
土肌の色を薄っすらと感じさせながら、青、紫、緑、黄色、白と、複雑な斑釉は、何とも言えぬ美しさ。

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1:唐津茶碗
この季節に相応しい、雰囲気のある秋色の茶碗。
白、グレー、緋色が重なり合い、大変美しい茶碗です。


【食器】
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22:斑唐津皿 五客
白っぽい斑釉の中にハッとするほど美しい青色の釉が躍ります。

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19:斑唐津皿 五客
生成色の白い斑唐津のお皿は、一見粉引の様にも見えるほど。
20㎝程の大きさが、何とも使いやすそう。

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75:斑唐津丸陶皿 五枚
地面を濡らす雨のような丸い陶皿。
こちらも用途を問わずお使いいただけそう。

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50:斑唐津向付 五客
硝子質に変化した斑釉の中心だけ青色が残った儚く美しい向付。

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45:刷毛目皿 五客
こちらは新しいタイプのお皿。
刷毛目で格子が描かれた、シンプルな可愛らしさをお愉しみください。

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56:斑唐津向付 五客
青色の斑釉の中に、土の中の鉄分が流だし泳ぐ向付です。

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66:斑唐津向付 五客
ザラッとした土の質感を残した、灰釉に近いイメージの向付。
微かに残る斑釉が、蒸栗色の上に残って面白い。

78:足付陶皿 五枚 ・ 77:斑唐津陶皿 五枚-1.jpg
78:足付陶皿 五枚 ・ 77:斑唐津陶皿 五枚-2.jpg
78:足付陶皿 五枚 / 77:斑唐津陶皿 五枚
四角い陶皿おご用意戴いています。


【酒器】
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108:唐津徳利
この色目の唐津徳利は初めてではないでしょうか。
一合ほどが入る程度の小さな徳利ですが、シットリトした色合いに心奪われます。

G13:斑唐津ぐい呑 ・ 113:朝鮮唐津徳利-1.jpg
G13:斑唐津ぐい呑 ・ 113:朝鮮唐津徳利-2.jpg
G13:斑唐津ぐい呑 / 113:朝鮮唐津徳利
たっぷりとしたボディーの朝鮮唐津の徳利には、これまたたっぷりと戴けそうな白い斑のぐい呑を合わせて。

G31:朝鮮唐津ぐい呑 ・ 12:斑唐津片口-1.jpg
G31:朝鮮唐津ぐい呑 ・ 12:斑唐津片口-2.jpg
G31:朝鮮唐津ぐい呑 / 12:斑唐津片口
今年はスラリと背の高い斑の片口をご用意戴きました。
キュッと引き締まった朝鮮唐津のぐい呑に合せて。

G19:無地唐津ぐい呑 ・ G3:無地唐津ぐい呑-1.jpg
G19:無地唐津ぐい呑 ・ G3:無地唐津ぐい呑-2.jpg
G19:無地唐津ぐい呑 / G3:無地唐津ぐい呑
無地唐津と言えども表情は様々。
今年は複雑な顔をした唐津系の作品がどのアイテムも面白く感じます。

G1:無地唐津ぐい呑 ・ 128:斑唐津片口-1.jpg
G1:無地唐津ぐい呑 ・ 128:斑唐津片口-2.jpg
G1:無地唐津ぐい呑 ・ 128:斑唐津片口-3.jpg
G1:無地唐津ぐい呑 / 128:斑唐津片口
こちらも緋色の出た無地唐津に合せて、斑の片口を。
たっぷりの片口は吸い込まれるように斑釉が流れます。

G6:斑唐津ぐい呑 ・ G30:朝鮮唐津ぐい呑 ・ 10:斑唐津徳利-1.jpg
G6:斑唐津ぐい呑 ・ G30:朝鮮唐津ぐい呑 ・ 10:斑唐津徳利-2.jpg
G6:斑唐津ぐい呑 / G30:朝鮮唐津ぐい呑 / 10:斑唐津徳利
スッと立ち上がった首の徳利には、ちょっとカサカサした質感の斑と朝鮮唐津のぐい呑を合わせてみました。


【湯呑】
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15:粉引湯呑 五客
コロンと小さな湯呑のセット。
杏子色がほんのり浮かび上がって可愛らしい作品です。

Y23:無地唐津湯呑 ・ Y22:無地唐津湯呑-1.jpg
Y23:無地唐津湯呑 ・ Y22:無地唐津湯呑-2.jpg
Y23:無地唐津湯呑 / Y22:無地唐津湯呑
沢山の斑や朝鮮の湯呑に中にあった無地唐津のお湯呑。
深く複雑な色意味が、何とも美しい2点です。

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99・100:斑唐津湯呑
高さが10㎝ほどはあるスリムなお湯呑。
お湯呑として作られてはいますが、ビールなども美味しく戴けそうです。


【花入】
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7:朝鮮唐津花入.jpg
7:朝鮮唐津花入
ふくよかな胴、たっぷりとした口、力強く入った削りの痕。
安定感があってお花が活けやすそうです。







先生の斑の色は、白、生成、ベージュ、少し緑がかった利休茶色のような色から、青瓷のような秘色色(ひそくいろ)まで、本当に様々。
お客様それぞれのお好みで色々な色目をお選び戴けます。

また、今回は冒頭にも書きました通り新しい試みが見られたり、あまり普段お出しにならない無地唐津の系統の作品が沢山目に留まり、新鮮でした。

早く金曜日を迎えて、先生の元気な唐津弁の響きと、作品の優しい色合いのハーモニーを愉しみたくなってきます。
皆様もどうぞ、愉しみにいらしてくださいませ。






※尚、図録、DM掲載外の作品に関しましてはご予約は承れません旨、予めご了承下さいませ。
(葉)





唐津 浜本洋好展
Exhibition of HAMAMOTO Hiroyoshi
開催期間:10月4日(金) ~ 10月8日(火)
Exhibition : October 4 to October 8, 2019
営業時間:11:00~19:00


浜本 洋好 
HAMAMOTO Hiroyoshi
陶歴
1938年 佐賀県に生まれる
1969年 唐津の窯元で修行する(13年間)
1982年 独立して築窯。初期の斑唐津復元に取組む
1986年 当苑にて初個展を開催する

History
1938 Born in Saga.
1969 Learned ceramic art in Karatsu for 13 years.
1982 Became independent and built his own kiln, and also worked on reconstruction of early Karatsu ware.
1986 Holds solo exhibitions at Shibuya Kurodatoen since this year.


京橋 魯卿あん
Rokeian
〒104-0031 中央区京橋2-9-9
TEL: 03-6228-7704 FAX: 03-6228-7704
http://www.kurodatoen.co.jp/rokeian/
営業時間:11:00~18:00 定休日:日曜日・祝日

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