『志野 黄瀬戸 鈴木都展』 ~作品紹介~

ふと、お庭に目をやると、赤い実を飾った花水木の枝先にトンボが止まりました。
気付けば、秋ももうそこまで来ています。

昼間は少し蒸し暑くても、夕方になると落ち着きを取り戻し、過ごしやすくなってきました。

さた、今週の金曜日からは初個展から二年の時を経て、『志野 黄瀬戸 鈴木都展』が始まります。
初個展から、初碗展や酒器展や湯碗展などで数点ずつの出品はして戴いていました。
その度に進化が目に見えて感じられ、芯の芯から焼物がお好きだと言う思いと、純粋にやきものに取り組まれていることを感じます。
今年は、どんな進化と、新しい顔を見せてくれるでしょうか。
では、早速作品のご紹介をさせて戴きます。



【酒器】
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44:黄瀬戸ぐい呑/61:鼠志野徳利
美しい雫型の徳利は、自然釉となった灰が様々な色味をみせてくれる。
その優しい色合いに、穏やかな黄瀬戸の黄色も良く似合う。

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41・135-3.jpg41:鼠志野ぐい呑/135:瀬戸黒徳利
こちらは梅皮華のように釉が変化した瀬戸黒の徳利。
瀬戸黒の徳利は、ありそうでなかなか作られる方がいらっしゃらないので、嬉しい一品。
複雑な表情の鼠志野のぐい呑と引き立てあいます。

40・39-1.jpg40:鼠志野ぐい呑/39:鼠志野ぐい呑
右のように皮鯨のように釉を乗せた鼠志野のぐい呑が多いですが、左は下部までグラデーションのようになっている。

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38・18・25-2.jpg38:紫志野ぐい呑/18・25:志野ぐい呑
志野の中にも様々な色味があります。
今年はこの他にも形も様々ご用意戴いております。

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62・24・37-2.jpg62:志野片口/24:赤志野ぐい呑/37:紫志野ぐい呑
カリッと焼けた赤志野のぐい呑や、落ち着きある紫志野のぐい呑には、たっぷりとした志野の片口を。

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114・67-2.jpg114:瀬戸黒ぐい呑/67:鼠志野片口
こちらは筒形の鼠志野の片口とあわせて。
今回は壷型になった注壷など、酒注ぎのバリエーションも豊富。


【食器】
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130:志野向付六客揃
都先生らしい優しく、可愛らしい絵付け。
トラノオのような植物が風に揺られています。

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124-2.jpg124:鼠志野向付六客揃
鼠志野の少し深さのある向付にも風のような柄。

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129-2.jpg129:紫志野輪花向付六客揃
壷型の向付は花咲くようで何とも心温まる作品。
金木製の薫りがしてきそうな雰囲気。

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128:志野輪花皿五客揃
柔らかな輪花のお皿は、やや皿の周囲や輪花の凹凸の部分が桃色に色付いて、秋明菊のお花のよう。

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141:黄瀬戸向付五客揃
女郎花の花のような優しい色合いの向付。

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120:鼠志野四方向付
こちらの鼠志野にも気持ちよさそうに枝を伸ばした植物が描かれています。


【茶道具】
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5:志野茶碗
肉厚の志野茶碗にはたっぷりと釉薬が施され、ふわりと鉄釉の筆が浮かびます。

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13-2.jpg13:鼠志野茶碗
ゆったりとした轆轤目を残して立ち上がったお茶碗には、美しい色の鼠志野の釉が輝きます。

16-1.jpg16:黄瀬戸茶碗
正しく“秋の野”を連想させるお茶碗。

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103-2.jpg103:志野香合
小さな香合にはやや緋色の焦げのような部分が入り、美しい仕上がり。

【花入】
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138:紫志野花入
床には、豊藏先生のお軸と共にお花を待つ花入れが佇みます。
軸のお色とも合って、いい雰囲気。
この他にも、様々な掛花も含めた花入れをご用意戴いております。

【その他】

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湯呑・旅茶碗のコーナー
また、お湯呑や、旅茶碗などもご用意戴いています。







都先生の優しい志野の色、緋色、黄瀬戸の色合いは、心和む秋の色。
少し涼しくなった秋からは、お酒も美味しくなりますし、なんと言っても食欲の秋。
一足先に秋の訪れを堪能しに足を延ばし、秋の食卓のお供や、お酒の時間のお供をお探し下さいませ。

先生も最終日までご在廊戴く予定です。
どうぞ、皆様のお越しを、お待ちしております。





※尚、図録、DM掲載外の作品に関しましてはご予約は承れません旨、予めご了承下さいませ。
(葉)





志野 黄瀬戸 鈴木都展
Exhibition of SUZUKI Shu
開催期間:9月27日(金) ~ 10月1日(火)
Exhibition : September 27 to October 1, 2019
営業時間:11:00~19:00


鈴木都
SUZUKI Shu
陶歴
1984年 東京生まれ
1990年代  土を掘りはじめる
1997年 美濃古窯跡を訪ねる
2010年 瀬戸に居を移す
2011年 愛知県立窯業高等技術専門校修了
     土岐津・高山にて制作を開始する
2015年 郷之木古窯の地へ移る

History
1984  Born in Tokyo
1990s Began to dig clays himself for his works
1997  Began to research old kilns in Mino area
2010  Moved to Seto, Aichi
2011  Studied Pottery at Aichi Technical Training School
2015  Moved to Gonoki old kiln site in Toki, Gifu


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会場



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