魯卿あん便り…拘りの銀彩

戦後、備前をはじめ焼き締め陶に力を注がれた魯山人先生。不出来な作品をも名品へと再生させた銀彩技法は画期的なものであった。料理に於いて食材を工夫して余すところなく使い切る精神を作陶にも生かしている。 焼き上がり、窯から取り出した銀彩は光が鈍い。これをサンドペーパーでみがき、メノウで丁寧に磨いて仕上げた。銀彩は使用するほどに銀は酸化する…

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