魯卿あん便り

夜からと聞いていたのに、早めに降り始め、空気を潤してくれた雨。 鬱陶しい日々が続きますが、6月よりもその雨に慣れてきたのか、愉しめるようになっているのに気が付きます。 本日魯卿あんでは、紫と白の桔梗が床の間を彩っております。 北大路魯山人 伊賀釉花入 棟方志功 観お花:桔梗、ホシダ こちらの伊賀釉…

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『染付 岩永浩展』 ~作品紹介~

重たい雲の向こうに太陽が姿を隠して、だいぶ経ちます。今年は例年よりも梅雨が長くなるそうですね。日々、太陽が恋しくてなりません。さて、今週の金曜日からは『染付 岩永浩展』が始まります。この梅雨時期の太陽のように、しばらくお会いしないと何だかムズムズと会って、一緒に愉しいお話をさせて戴きたくなる先生のおひとり。そんな先生の展示会は、先生のお…

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魯卿あん便り~染付で魅せる竹林

魯山人は大雅堂美術店の2階で始めた「美食倶楽部」で使用する器を制作するため、大正12年山代温泉の須田靑華の窯を訪れ、染付や色絵の技術を習得する。自ら制作した器は関東大震災で失った美食倶楽部に代わり「星岡茶寮」においても活かされた。当時は職人に指示をし轆轤を挽かせ自分の思う形をまず作らせる。口づくりと生乾き後の高台の削りなどは自ら行った。…

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旧きと新しき

それを受け取った途端、じんわり懐かしい思いでいっぱいになった。自分で焼いたというクッキーを彼女らしく、こちらが気を遣わないようにと帰り際にサッと差し出した。紙袋の中に白い紙の袋の中に入って、「ほんの少しだけ。お茶の時に食べて。」と、控えめな言い方が嬉しくて帰途につく歩みが心持ち速くなった。 『備前細工物のこれから -土で紡ぐ物語』の初…

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陶房の風をきく ~備前細工物のこれから -土が紡ぐ物語-

今回、島村光先生と細工物を手掛ける作家さん14名による細工物展を開催いたします。 島村先生は当苑で何度も個展をしていただいており、こちらの皆様での展示は岡山県内ではすでに3回発表の場があったそうですが、東京では初のお目見えとなります。 そこで、開催に向けて、島村先生と皆様に少しずつではありますがお話を…

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『備前細工物のこれから -土で紡ぐ物語-』 ~作品紹介~

この度、しぶや黒田陶苑さんのご好意で「備前細工物のこれから」展を開催させていただくことになりました。 このところ備前では若い陶工の皆さんが本気で細工物に取り組んでおります。 六古窯やその周辺においても細工物(フィギュア感覚)の作品も多く作られています。 息を止めての箆による手仕事の数々を楽しんで戴ければ幸いです。 島村光 …

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魯卿あん便り・・・小さな~

雨です。 雨の季節で当然と言えば当然ですが、湿度の割合が高いと身体の中の湿気の度合いも高くなるのか、重くだるく感じ、気分爽快とはいきません。 そんな天気のなかをお客様がいらして下さると、前屈みの気持ちと姿勢が真っすぐとなる気がします。 雨の止んだ切れ目を外に出て、お店の外観を写しました。 車が続いて通り、看板…

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