ヘッドライナー

雨を口実に雨天順延のあれこれ。土の表面がカチカチの鉢の植え替え。どうせきれいにしても・・・と埃でコーティングされた車の洗車。

そして庭の芝刈り。窓から見て驚いた。芝生の間からキノコがいくつも育っている。しかも、幾種類か色が違って見える。空のご機嫌が損なわないことを願いつつ、さぼり癖の付いた気持ちに軽く鞭打ち、芝刈り機を引っ張り出した。シメジにそっくりなのもあって、キノコ博士に食用かお墨付きをもらえたら収穫するところだが、確認が取れないので、芝生と一緒に刈ることにする。伸びた芝生は刃に絡まって、回転の性能がいつもより落ちている感じで時間が倍かかった。それでも、散髪の済んだ庭は目にもすっきりと気分爽快となったのは言うまでもない。


『染付 岩永浩展』が本日より始まりました。岩永先生、今年もハイライトの入ったロン毛をなびかせていらっしゃいました。お人柄と相まって、一挙に店内が明るくなります。会場が先生の作品の藍と白の染付で覆われています。


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今年も沢山の作品をお作り下さいました。

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鉢はもちろん、湯呑や向付もご覧の通り。

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待望の飯碗もずらりと並びます。

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皿・向付もお客様が迷われるほど、様々な絵柄が並びます。

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豆皿やぐい呑の棚。


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片口やぐい呑はこちらにもございます。

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今週の花

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花器 :「葡萄に栗鼠文花入」

花 : カルカヤ・トリアシショウマ・キキョウ(紫/白)・ナデシコ


床の間に秋を先取る涼やかな花材を。

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キキョウ(紫)


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キキョウ(白)


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ナデシコ


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トリアシショウマ

ユキノシタ科の花で、この珍しい名前は花ではなく、若芽の頃に茎の先端から出る3枚の葉の閉じた姿が鳥の足に似ていることからと言われているようです。


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花器 :「木賊文掛花入」

花 : ホタルブクロ

端正な掛花入にホタルブクロを一枝。

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活けた花が梅雨明けの待たれる時期に涼やかな風を運んできたよう。


ロック好きとの噂をお聞きしていたので、お会いする前からロック(洋楽)愛好者の端くれとして、失礼ながら親近感を。初めてお会いした時に先生にした質問が「何を聞いてらっしゃるんですか?」「弟子が帰ってからは、レッチリをガンガンかけて!」とニコニコされながら仰ったのが印象的だった。レッチリ(正式にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズ)と聞いて、パッと曲とメンバーが思い浮かべられるなら、かなりのロック通! 

岩永先生、今回の個展に向けての相当数の作品の絵付けをされ、肘に傷を作っていることにも気付かなかったそう。この絵付けは、あくまでも繊細で藍と白にこだわる先生の一心に走らせた筆のなせる業である。本日来苑された女性のお客様が「普段は染付にも興味がないし、まして風景の柄にも目が留まらないのに、なぜか岩永先生の作品には吸い寄せられてしまうんですよね。」と仰っていた。昨年、先生の向付を我が家の器として迎えさせていただいた。少し深さのあるそれは、何を盛りつけてもピシっと決まってくれ、飽きもせず登場する定番料理も時短のそれも見栄えの良さで補って、度々恩恵に預かっている。

レッチリのベースのフリーもスノボの怪我で腕を骨折し手術をした後、半年もベースを弾くことが出来なかったそうだけれど、岩永先生の名誉の傷は回復しているのだろうか?

野菜作りもプロはだしの先生。レッチリのフリーもミツバチを飼っている。どこか先生と通ずるのもロックのなせる仕業に思えてくる。そういえば、今年のサマソニのヘッドライナーはレッチリ。

そして、我が家の数ある食器の中でも、先生の向付はヘッドライナーのポジションである。


(藤)

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