『染付 岩永浩展』 ~作品紹介~

重たい雲の向こうに太陽が姿を隠して、だいぶ経ちます。
今年は例年よりも梅雨が長くなるそうですね。
日々、太陽が恋しくてなりません。

さて、今週の金曜日からは『染付 岩永浩展』が始まります。
この梅雨時期の太陽のように、しばらくお会いしないと何だかムズムズと会って、一緒に愉しいお話をさせて戴きたくなる先生のおひとり。
そんな先生の展示会は、先生のお友達も沢山ご来苑下さって、毎日賑やかで素敵な時間が流れます。
今回も皆様に作品をお届けするべく、今月の頭に入ってもまだ窯出しをされていらしたという先生。
涼しげな染附の器ですが、全て出来立てホヤホヤと言ったところでしょうか。
今回は“向付”を中心に、様々な展開をされて作品作りに励まれたそうです。
通常、分業制の有田焼ですが、先生は全ての工程をご自身で作られます。
それにより形から生まれたが柄行、絵柄あっての形作りと、多種多様の形や図柄の作品が生まれるのだとか。
太陽のように熱いROCKの魂が込められた、岩永先生の作品を、どうぞお愉しみくださいませ。

【向付 鉢】
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20-2.jpg20:花唐草文輪花高台小向付
脚付きの向付は、エレガントで洋のお料理の盛り付けにも重宝しそう。

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23:草花唐草文輪花七寸皿
花唐草文は岩永先生が染付をやろう!と決心されたきっかけの図案だったとか。
頭の中にある下書き(イメージ)を実際の下書き無しに描きつけていくそうです。

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26:祥瑞捻文八寸鉢
24:祥瑞山水図八角七寸皿/11:祥瑞山水図八角向付
何とも素敵な八寸鉢と皿や向付。絞りのような柄や風景、古典的な波模様などが織り込まれています。

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21:吹墨金魚文輪花小向付
細かな輪花の向付には吹墨が施され、見込に金魚が泳ぎます。
吹墨が水の泡のようで、昔ながらの金魚鉢を思わせる可愛らしく涼しげな向付となっています。

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50:横縞牡丹文片口型向付
シンプルな横縞の片口向付ですが、見込に柔らかな花がうかびます。

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3:祥瑞捻文長方向付
古典を思わせる少し横長の向付。
口元が鉄薬を施してあり、全体を引き締めます。

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19:波千鳥寿文輪花六角向付
波の間を飛びぬける千鳥。見込みには大きな壽も文字。大漁を思わせるような“あっぱれ!”な向付となっています。

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49:波兎文輪花六角向付
目の大きな個性的なウサギが可愛らしく陣取っています。

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17:唐草花鳥文輪花リム向付
美しい花の影に小鳥が潜んで、微笑ましい図柄となっています。

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2-1:花弁文向付/8:花弁文七寸鉢
31:花弁文六寸鉢
大輪の牡丹の花が花開いたような向付。シンプルでありながらその場が華やぎます。

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105:独楽筋文七寸鉢
スッキリとしたデザインの大鉢は、どんなお料理も受け止めてくれそう。


【小皿 豆皿 各種】
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41:草花丸文三方押豆鉢 六/40:吹墨文三方押豆鉢 六
コロンとした形の豆鉢。ちょっとした珍味を入れたら、ついつい箸も進んでお酒も美味しく戴けそうです。

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48:草花丸文小皿 六/47:木賊山水図小皿 六
42:後ろ兎文輪花小皿 六/46:吹墨兎文小皿 六
様々な図柄の小皿たち。用途も様々、その日の気分でお好きな柄を選んで愉しめそう。

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34:花唐草文輪花珍味入れ 六
ホタルイカと葱の酢味噌和えなど、少し手を入れた酒の肴を盛り付けたいものです。


【酒器】

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71:茄子文ぐい呑/70:瓢文ぐい呑
小さく、コロンとした形に、可愛らしい茄子と、瓢箪が描かれます。

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98:帳面と軍配文片口/73:福寿蝶文六角ぐい呑
福寿の文字が入るぐい呑には軍配と帳面の図柄が入る片口を合せて……。

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78:山水花唐草文四方角ぐい呑/79:祥瑞山水八角ぐい呑
釣り糸を垂れる人物と先生の代名詞である花唐草が描かれた盃と、風景と伝統的な小紋柄が並ぶ八角ぐい。
どちらも岩永先生ならではの作品です。

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80:龍文八角ぐい呑/94:山水図筒片口
図案化された登り龍の盃にはスリムな片口を合せて……。

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63:草花文高台ぐい呑/61:丸文山水図高台ぐい呑
66:蘭花文ぐい呑/68:縦縞文ぐい呑
小さいですが、少し足のあるグラス型の可愛らしいぐい呑。
蘭のようなお花の後ろには蝶も描かれます。


【その他】
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51~60:飯碗 各種
今回は当苑では珍しい、飯碗も各種ご用意戴きました。

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左から 102:花唐草文/101:蛸唐草文/100:雲龍文/99:鹿紅葉文/103:メダカ文 湯呑 各種
湯呑もズラリと並びます。

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107:蛸唐草文面取鎬掛花入
108:栗鼠に葡萄唐草文面取鎬掛花入/106:花唐草文面取鎬掛花入/109:木賊文掛花入
スリムな掛け花入れには何のお花が似合うか、考えるだけで愉しくなってきます。



岩永先生も終日御在廊予定です。
天然の松灰による美しくシットリとした染付の世界で、皆様のお越しをお待ちしております。




※尚、図録、DM掲載外の作品に関しましてはご予約は承れません旨、予めご了承下さいませ。
<div align="right">(葉)</div>

染付 岩永浩展
Exhibition of IWANAGA Hiroshi
開催期間7月12日(金) ~ 7月16日(火)
Exhibition : July 12 to July 16, 2019
11:00~19:00</span></div>

岩永浩
Iwanaga Hiroshi

【陶歴】
1960年 佐賀県西松浦郡有田町に生まれる
1978年 佐賀県立有田工業高等学校デザイン科卒業
1982年 水墨画家である金武自然氏に師事
1985年 染付の制作に入る
1995年 東京にて個展開催 以後各地にて個展開催
2004年 米ニューヨークにて海外初個展
2008年 成田国際空港開港30周年記念 
    成田国際空港第2ターミナルビルサテライト到着コンコース 
    アートワーク『日本の手わざ』に参加 
    2008年グッドデザイン賞
現在、国内各地にて個展開催

1960 Born in Arita-cho, Matuura-gun, Saga Prefecture
1978 Studied design at Arita manufacturing high school
1982 Learned drawing under Kanetake Jinen
1985 Started to make under glaze cobalt
1995 Held a solo exhibition throughtout Japan
2004 Held a first solo exhibition in New York
2008 Created the ceramic wall as one of "Japanse Art and Craft works" at Narita Airport. Earned Good Design Award.
Now holds exhibitions all over Japan.




京橋 魯卿あん
 〒104-0031 中央区京橋2-9-9
 TEL: 03-6228-7704 FAX: 03-6228-7704
 http://www.kurodatoen.co.jp/rokeian/
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