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zoom RSS  高台から土を観る   『梶原靖元展』より 

<<   作成日時 : 2019/02/02 20:18   >>

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 立春を目の前に、東京はいよいよ寒の底と言えるような日が続いております。凛とした中にも僅かに柔らかさを感じるこの季節の風に、梶原先生の作品はよく似合います。
 昨日から始まりました『梶原靖元展』。二日目となりました本日も多くのお客様にご来苑を戴いております。
 
 梶原先生の作陶は先ず原土作りから全てが始まります。
作家ではなく、陶工が作っていた古唐津がそうであった様に、あくまでもそこにある素材から何が出来るのか。これは自己表現の場として作陶を行う現代作家とは大きく異なる発想だと言えます。それでいて全くの無個性な世界なのではなく、強く梶原先生の姿が立ち現れるのも面白いものです。

 今回の茶碗には絵唐津の優品が伝世する古唐津の古窯址「道園」や、同じく唐津の古窯址「小十」、韓国の古窯址「雲岱里(ウンデリ)」を本歌とし唐津の砂岩を用いた『雲泥』などそれぞれの素材から発想をスタートさせた作品が並んでおります。本日はその中から数碗だけではございますが、高台にだけ焦点をあててその違いをご覧下さい。

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道園茶碗




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雲泥茶碗




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斑々茶碗




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伊羅保茶碗




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カイラギ茶碗




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井戸茶碗



 春を待つこの季節、凛とした梶原先生の茶碗で一服のお茶を愉しんで戴けましたら幸いです。会期は2月5日(火)まで。皆様のご来苑を心よりお待ちしております。


(巻)



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