陶心

アクセスカウンタ

zoom RSS 半吉

<<   作成日時 : 2019/01/11 17:33   >>

トラックバック 0 / コメント 0

“平成最後の”と枕詞になったかの如く年末から、あらゆる物事に冠された印象が続いたまま平成31年になりました。それでも、三が日の首都高は毎年そうであるように空いていて、車窓から映る見慣れたビルの景色が普段より早く流れていき、初詣の参拝の列は例年のように、おしくらまんじゅう。いつもと変わりない新年なのでした。


画像



そして当苑も年明け恒例となった『初夢初盌展』が本日より始まりました。


画像



画像



画像



画像



店内をぐるりと見回しても茶盌、茶盌、茶盌・・・。


こちらのショーケースや棚には巨匠の作品が並びます。

画像



画像



新しい年に相応しい目も綾な作品の数々がお客様をお待ちしております。お仕事や学校・習い事も始まり、お忙しい時期でしょうが、どうぞお運びくださいませ。


今週の花




新年に相応しく、寿ぎの花として、松と紅白の梅の枝を活けました。

画像



まだ、堅い蕾なので、紅白が分かりづらいのですが、それぞれ一枝ずつ入れています。

画像







上を見上げた松の葉の緑はいつ見ても清々しい気持ちになり、新しい年に似つかわしいものです。




こんな珍しい物も飾っております。



どこかで見かけたことがおありでしょうか。実の先端が指のように伸びている様が千手観音の手に見えることから名付けられた果物。インド原産の柑橘でミカン科に属すものの、果肉はほとんどなく主に鑑賞用として栽培されます。日本へは室町〜江戸時代に伝来し江戸時代の書物にも登場しているそう。
市場にはほとんど出回らないようですから、この機会に是非ご覧ください。



毎年初詣の際に決まって引くおみくじ。家族が先に「大吉だ!」 「吉が出た!」と言っているのを聞きながら、自分は一番最後に引いた。文字だけでなく、絵付きのおみくじ。まず鶴の絵が目に入った。いい予感と肝心の文字を見ると、

「半吉」

何、これ?生まれてこの方、もう数え切れないくらい各地の有名無名の神社仏閣でおみくじを引いてきたが、初めての文字。中吉や小吉・末吉は知っていたが、まさに初耳。
毎年、大吉が出ているらしいひとりが、「それって、レアらしいよ」と、わたしの怪訝な表情を見てか声を掛けた。
ふ〜ん、そうなんだと上の空で、内容を読み始めた。

〇待ち人は来ない 〇失物は出ない 〇病気はよく見えても油断ならない 〇喜び事はない

等々、よくも新年早々人を落胆させるような言葉が並んだものだと感心するほど、負の文言が並んでいた。“平成最後の”お正月くらいヨイショしても良さそうなものにと心底思った。
それでも、大切に持ち帰り、人に聞いたり調べてみた。確かに、そもそもそれが出るおみくじを置いている所が、少ないらしい。また、大吉や吉に比べて格段に当たる確率が低く、その意味で引いた人はごく少数で運が良いと喜ぶ人もいるのだそうな。
なるほど、そう考えれば奈落に落ちかかった気持ちの舳先が、ほんの少し天へと向き直った。美辞麗句に浮かれられなかったが、気を引き締めて誠実に行動せよということなのだと納得。
いや待てよ、それほど珍しいのであれば、もしかしたら、半吉グループ(笑)は降りかかる災いに治外法権的なご利益があるやもしれない。
また自制の念を置き忘れた感情が首をもたげ、再びおみくじを広げてみた。
何度見返しても、やっぱり「半吉」
その文字に変わりはなかったし、やたら半の字が目に飛び込んでくる。あれこれ考えるのはかえって良くない。
心も出過ぎず、引き過ぎず、半分に穏やかにですよね、神様・仏様。



(藤)




※無断転載、再配信等は一切お断りします


黒田草臣ブログはこちら

しぶや黒田陶苑 Twitter はこちら

Facebook ページはこちら

しぶや黒田陶苑のホームページに戻る




京橋 魯卿あん  Rokeian
 〒104-0031 中央区京橋2-9-9 ASビルディング1F
 TEL: 03-6228-7704 FAX: 03-6228-7704
 http://www.kurodatoen.co.jp/rokeian/
営業時間:11:00〜18:00 定休日:日曜日・祝日


月別リンク

半吉 陶心/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる