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zoom RSS 日々を共に生きる器 【漆芸 太田修嗣 展】

<<   作成日時 : 2018/12/08 21:45   >>

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昨日から始まりました『漆芸 太田修嗣展』お陰様で朝から途絶える事なく、大勢のお客様にご来苑を戴いております。

初めてお見えになったお客様も大変多いのですが、同時に毎年楽しみにして下さっているというお客様も。皆様が仰る事は、太田先生の作品の「使いやすさ」。漆というとハレの場での椀や重箱といった、特別なものというイメージを持たれる方も多いのですが、太田先生の作品を手に取ると古代から日本人に漆が愛されていた理由がその装飾性だけにあるのではなく、木材そのものを丈夫にし、同時に木が持つ美しさをより強く感じさせる為の物であったことを改めて実感させてくれます。

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No.4 合鹿椀 (欅)




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No.52 欅茶托



日々の生活の中で自然に手に取りたくなる太田先生の器。
一本の木の中でも敢えて歪みの生じやすい部位を用いて作った椀は、正円ではなく僅かに自然な揺らぎを湛えています。その姿はどこかやきものの持つ自然な揺らぎとも近いものがありますし、あえて刷毛目を残した漆の仕上げは釉薬の仕上げを思い起こさせます。
器は使ってこそ生きるもの。日々漆器だけでなく陶磁器、ガラス、金工と様々な道具と取り合わせがしやすいのも、太田先生の作品がもつ「使いやすさ」なのではないでしょうか。

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No.5 洗朱根来大椀 (欅)




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No.45 洗朱根来丸盆 (朴)




最近ノミで彫り込む仕事が楽しいという太田先生。時間は掛かる仕事ですが、木の持つ力強さがその彫り跡からも伝わってきます。銀を漆に混ぜた作品は僅かに見せる鈍い輝きがモダンな印象を与えています。漆だけでなく木地から制作される太田先生だからこそ、その形に相応しい塗り、その塗りに相応しい形と相互の関係が自然に生まれた作品が出来上がるのです。

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No.49 栗ハツリ丸盆




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No.50 栗刳方小盆




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No.25 栗刳平鉢




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No.27 銀食み小鉢 (栗)



明日も終日太田先生は在廊予定です。日々を共に生きる器としての漆。
是非足をお運び下さい。

【漆芸 太田修嗣 展】
開催期間:2018年12月7日(金) 〜 12月11日(火)
営業時間:11:00 〜 19:00
於:しぶや黒田陶苑
https://www.kurodatoen.co.jp/exhibition/201812071211/


(巻)



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