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<<   作成日時 : 2018/12/22 02:20   >>

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寒がりのくせに、薄手のコートで頑張れたのも、北風が真っ向から吹き付ける日がなかったからで、気温が急に下がって厚手のコートが見当たらなかった朝。仕方なく重ね着でしのごうとしたものの、電車のつり革をつかめば、着ぶくれた腕がつれて、防寒ならぬ拘禁状態。帰宅して、すぐにライナー付きのコートやダウンを探したのは言うまでもありません。

そんな慌てぶりをよそに、当苑の『ひとりたのしむ 昭和陶藝逸品展』、2週目に突入しました。美術館や博物館でも、なかなかお目にかからないような作品がありますので、じっくりとご覧になられるお客様がおいでになります。


2週続けての展示になりますので、先週とは違った角度から、店内を写してみました。

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今週の花

花器は同じですが、花を活け替えました。




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ナンキンハゼの実の硬い殻が3つに分かれているのが見えます。

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その実がはじけて、中から白い顔を出します。

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ヤブツバキの赤が紅一点。

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小振りな花の菊。葉も小さく、外側に少しカールしていて愛らしい。

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なかなか寝付けなかった晩。「羊が1匹…」は、とっくのとうに飽きたおまじない。眠りを誘うヒーリングミュージックとやらを聞いてみたり、目を閉じて横になるだけで身体の疲れが取れるのだと、じっと目をつぶってみたり。
あれこれ試すものの、かえって気持ちがざわついて、寝るどころの話ではなくなってきた。
そんな時、靄のようなとろみのある物が瞼の裏に映った。なんだろう?

葛湯

海馬も眠れなったとみえ、その正体を即座に呼び起こしてくれたのはありがたい。確かいくつか残っていたはずと、やおら起き出して台所へ。
子供の頃、寒い晩や風邪を引きそうな時に、決まって母が作ってくれた。「これを飲むと、身体が温まるから。」と、カップにスプーンを添えて、かき混ぜながら渡されたものだった。熱くて舌にやけどしたり、不思議な舌触りと甘みがどうも好きになれなかった。それが、大人になって妙に懐かしく、わざわざ吉野葛を買い求めたりするようになったのだから不思議なもの。
あった、あった。四角い塊になったのをマグカップに落とし、ポットのお湯を注ぐ。シークワーサーの果汁の瓶も冷蔵庫にあったので、数滴。やけどしないように、フーフー吹きながら、スプーンで口に運ぶうちに、少しずつ身体がポカポカしてきて、瞼も葛湯のとろみが乗り移ってきたよう。飲み終わったら眠れそうだ。
「ほらね、言ったでしょ。」と、母の声が聞こえた気がした。



(藤)



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